フィルムカメラ

35mmレンズシャッター式カメラ

キヤノネットQL19

Canonet QL19

Canonet QL19

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1965年(昭和40年)3月
発売時価格 20,800円
1,800円(速写ケース)

QL17の姉妹機であるが、初代キヤノネットと同じレンズを採用、QLより定価で3,000円廉価であった。
QL(Quick Loading)とは、誰もが簡単に失敗なくフィルムがつめられるようにとの考えから、キヤノンが独自に開発した機構で、フィルムの先端部を定位置におくだけで、硬質ゴムのついている巻き込みアームによって、摩擦を利用してフィルムを巻き上げる仕組みである。

型式 35mmレンズシャッター式距離計連動・シャッタースピード優先式EEカメラ
画面サイズ 24×36mm
標準レンズ SE45mm F1.9 (4群5枚構成)
シャッター コパルSV、1/500~1秒、B、セルフタイマー内蔵、シンクロ接点はM、X切り替え式ドイツ型ソケット
ファインダー 二重像合致式連動距離計と逆ガリレオ式ビューファインダーを光路内に一体化した一眼式、ブライトフレーム式パララックス自動補正トリミング・マークファインダー、倍率0.7倍、視野上部にF1.9~F16までの絞り目盛りとメーター指針のある適正露出窓/連動範囲外警告
露出計とEE機構 CdS式、クシ歯制御式シャッタースピード優先式EE、測光連動範囲=EV2.5~19(ISO100)、測光連動範囲=EV2.5~19(ISO 100)、フィルム感度使用域=ISO 25~400、AUTO解除によるマニュアル露出可能
使用電源 1.3VのHD型水銀電池1個
フィルム装填・給送 裏蓋開閉フィルム位置合わせ、裏蓋閉じでレバー巻き上げを行うクイックローディング(QL機構)システ ム、上部レバー120度回転1作動式
フィルムカウンター 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式
フィルム巻き戻し 上部回転クランク式
大きさと質量 140×79×33mm、800g