- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1965年(昭和40年)11月 |
発売時価格 | 20,700円 1,800円(速写ケース)、800円(フラッシュD=AG-1バルブ用直結式閃光器) |
キヤノネットQL19の基本機構に、電子制御式のセイコーESプログラムシャッターを使用し、キヤノン初の電子シャッター採用の機種となった。
シャッターには、6石のトランジスタ、3個のダイオード、タンタルコンデンサーが使われており、シャッター羽根の開閉動作はマグネットでコントロールされていた。
使用電源には、1.3VのHP型の水銀電池1個が使われていたが、測光用とシャッターの作動用とを兼ねていた。
その他の仕様はQL19と同様であった。
型式 | 35mmレンズシャッター式距離計連動・プログラム式EEカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | SE45mm F1.9 |
シャッター | セイコーSE(電子制御式)、EV5.8(1/15秒、F1.9)~EV17(1/500秒、F16)、X、セルフタイマー内蔵、ドイツ型ソケット、AG-1用ホットシュー付き |
ファインダー | 二重像合致式連動距離計と逆ガリレオ式ビューファインダーを光路内に一体化した一眼式、ブライトフレーム式パララックス自動補正トリミング・マークファインダー、倍率0.7倍、視野内に不適正露出防止およびフラッシュ撮影指示ランプ付き |
EE機構 | CdS式、完全自動プログラムEE式、測光連動範囲=EV5.8~17(ISO 100)、フィルム感度使用域= ISO 25~400 |
使用電源 | 1.3VのHP型水銀電池 |
フィルム装填・給送 | 裏蓋開閉フィルム位置合わせ、裏蓋閉じでレバー巻き上げを行うクイック・ローディング(QL機構)シス テム、上部レバー120度回転1作動式 |
フィルムカウンター | 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式 |
フィルム巻き戻し | 上部回転クランク式 |
大きさと質量 | 140×79×35mm、760g |