- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1966年(昭和41年)10月 |
発売時価格 | 海外専用モデルにつき国内価格無し |
北米市場に向けて販売されたコダパック・カートリッジ使用の簡易装填インスタマチックカメラ。
焦点合わせは、近・中・遠の距離を示すピクトグラフで合わせるゾーンフォーカス式、測光露出制御はCdS素子使用の自社製電子制御による簡易プログラム式EEであった。
カメラ上部には、フラッシュキューブ(ピーナツバルブを4個封入したフラッシュユニット)用直結ソケットが装備されていた。
フィルムカウンターはなく、裏窓で直視するフィルム裏紙ナンバー確認式であった。
好評なため後にはその他輸出市場でも販売された。
型式 | レンズシャッター式コダパック・カートリッジ使用のインスタマッチクカメラ |
画面サイズ | 28.5×28.5mm |
標準レンズ | 40mm F3.5(3群3枚構成) |
シャッター | 自社製電子制御簡易プログラム式EEシャッター、CdS素子の受光量変化に連動するシャッタースピード優先のプログラム式EE、ISO 160フィルム使用時(1/30秒、F3.5)~ISO 64フィルム使用時(1/250 秒、F22)間の全域 |
ファインダー | 逆ガリレオ式ファインダー、倍率0.5倍 |
焦点調節 | レンズのフォーカシングレバー操作によるゾーンフォーカスマーク式、2.6ft(0.8m)~50ft(17m)・(∞)、3ft(1m)・10ft(3.3m)・55ft(17m)位置に近・中・遠距離を表すピクトグラフ付き |
EE機構 | CdS素子使用の完全自動プログラム式EE、測光連動範囲=EV8.6~17(ISO 100)、フィルム感度使用域=ISO 64/160の2段階(フィルム感度オートセット式) |
フラッシュ機構 | 撮影距離とF値が連動して適正露出量を自動制御するフラッシュマチック式、フラッシュキューブ専用 |
フィルム装填・給送 | 裏蓋開閉カートリッジ装填、カメラ上面レバー165度回転による1作動式 |
フィルムカウンター | 裏窓で直視可能のフィルム裏紙ナンバー確認式 |
フィルム巻き戻し | なし |
大きさと質量 | 119×69×58mm、300g(電池なし) |