- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1968年(昭和43年)2月 |
発売時価格 | 海外専用モデルにつき国内価格無し |
FTQLの仕様を簡略化してコストの低減化を図った普及機種で、輸出市場に向けて販売された。
シャッタースピードの最高速を1/500秒に抑え、セルフタイマーとQL機構を省いた絞り込みTTL測光の35mm一眼レフカメラで、QL機構なしモデルが多数を占めたが写真のようなQL付きモデルも存在した。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | FL50mm F1.8 |
マウント | FLマウント |
シャッター | 2軸式の布幕横走行フォーカルプレーン1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2、1秒、B、X、セルフタイマーは省略、測光用絞り込みレバーのみ |
フラッシュシンクロ | FP、X接点自動切り換え式、ドイツ型ソケット |
ファインダー | ペンタ固定アイレベル式、倍率=0.9倍(FL50mm)、視野率=上下92%、左右94%、スクリーンは中央にマイクロプリズム式距離計をもつフレネルマット式、視野内に測光範囲、露出計指針および定点、コンデンサーレンズはカットコンデンサー使用 |
測光・露出制御 | CdS素子使用、TTL絞り込み定点合致中央部分測光式(中央12%部分)、測光連動範囲はEV3.5~17(ISO 100でF1.8レンズ)、フィルム感度使用域はISO 25~2000、1.3VのHD型水銀電池使用、バッテリーチェック機構付き |
フィルム装填・給送 | 裏蓋開閉オートローディング、上部レバー174度回転、予備角21度(小刻み巻き上げ可能) |
フィルムカウンター | 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式 |
フィルム巻き戻し | 折り畳み回転クランク式 |
大きさと質量 | 144×93×43mm、700g(ボディ) |