- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1969年(昭和44年)2月 |
発売時価格 | 海外専用モデルにつき国内価格無し |
オートロード341と同様にベル&ハウエル社向けのOEM機種で、デルタ距離計の方式はフォーカスレバーの操作で、至近距離から無限遠までを7段階に分けて自動的にレンズを繰り出す完全自動のフォーカスマチック、フィルム巻き上げは電動モーターによる自動式だった。
シャッターは、コパル社製のエバーセット式のプログラムEEで、連動範囲はEV8(1/30秒、F2.8)~EV17(1/800秒、F13)、ファインダー内には、露出計指針、シャッタースピード目盛り、低輝度警告兼フラッシュレディ表示、高輝度警告マークがあった。
型式 | レンズシャッター式コダパック・カートリッジ使用のインスタマッチクカメラ |
画面サイズ | 28.5×28.5mm |
標準レンズ | 40mm F2.8(3群4枚構成) |
シャッター | コパル、メカ制御によるエバーセット型プログラム式EEシャッター、EV8(1/30秒、F2.8=ISO 160) ~17(1/800秒、F13)間の全域、 シャッタースピード目盛り=30(1/30秒)、60(1/60秒)、125(1/150秒)、250(1/250秒)、500(1/500秒)、1/800秒の表示はなし |
ファインダー | ブライトフレーム付き逆ガリレオ式ファインダー、倍率0.45倍、視野内に露出計指針、シャッタースピード目盛り、低輝度警告兼フラッシュレディ表示、高輝度警告マーク |
焦点調節 | 自社開発による完全自動フォーカスマチック方式、フォーカスレバー操作により、振り子と振り子カムで三角測量をおこなう自動焦点調節機構、振り子カムは至近距離から無限遠まで7段階に分け、EV11(F5.6・1/125秒=ISO 100)以上の場合、どのような撮影距離でもパンフォーカス状態になるように設定してある、4~30ft(∞) |
EE機構 | セレン光電池式(サークル・アイ式)露出計による完全自動プログラム式EE、測光連動範囲=EV8~17(ISO100)、フィルム感度使用域=ISO 64と160の2段階(フィルム感度オートセット式) |
フラッシュ機構 | 撮影距離とF値が連動して適正露出量を自動制御するフラッシュマチック式、フラッシュキューブ専用、内蔵モーターにより自動フィルム巻き上げと連動して未発光バルブ自動セット |
フィルム装填・給送 | 裏蓋開閉、カートリッジ装填、シャッターレリースボタン押しで自動空送りされるオートセット式、巻き上げは内蔵モーターの自動巻き上げ |
フィルムカウンター | 裏窓で直視可能のフィルム裏紙ナンバー確認式 |
フィルム巻き戻し | なし |
使用電源 | 1.5V単4型電池2本(カメラ用/フラッシュ用兼用) |
大きさと質量 | 120×70×63mm、400g(電池なし) |