- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1969年(昭和44年)10月 |
発売時価格 | 33,000円(EX50mm F1.8付き) * 前群系交換レンズ=EX35mm F3.5用(3群3枚構成、8,000円=価格はいずれもフード、ケース付)、EX95mm F3.5用(4群6枚構成、11,000円)、EX125mm F3.5用(5群7枚構成、18,900円) |
シャッタースピード優先式の開放測光TTL・AE、明るい空中像ファインダー、フォーカルプレーンシャッターを使用して前玉交換式とした、珍しい機構と機能が備わった35mm一眼レフカメラであった。
カメラ側には、2群3枚の後群系を持ち、交換用の前玉レンズには、EX35mm F3.5、EX95mm F3.5が、標準のEX50mm F1.8と共に用意されていた。
測光感度の分布特性は、ユーザーの属性を考慮して使い勝手の良い中央重点平均測光とし、f/NOの異なるレンズがある関係から、手動でf/NOを補正する方式が採られていた。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | EX50mm F1.8(2群3枚構成の後群系はボディ側) |
マウント | 専用ねじ式マウント(前群交換式EXマウント) |
シャッター | 2軸式の布幕横走行フォーカルプレーン1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、B、 X、セルフタイマー内蔵 |
フラッシュシンクロ | FP、X接点自動切り換え式、ドイツ型ソケット |
ファインダー | ペンタ固定アイレベル式、視野中央にマイクロプリズム式距離計をもつコンデンサーレンズとフレネルスクリーンによる空中像式ファインダー、倍率=0.9倍(EX50mm)、視野率=上下92%、左右94%、視野内に露出計指針、絞り目盛り、高低輝度警告マーク |
露出制御 | CdS素子使用、TTL開放測光シャッタースピード優先式AE、測光感度分布特性は中央部重点的平均測光、開放F値の補正は手動式、測光連動範囲はEV4.75~17(ISO 100でEX50mm F1.8)、フィルム感度使用域はISO 25~800 |
フィルム装填・給送 | 裏蓋開閉オートローディング、上部レバー174度回転、予備角21度(小刻み巻き上げ可能) |
フィルムカウンター | 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式 |
フィルム巻き戻し | 折り畳み回転クランク式 |
使用電源 | 1.3VのHD型水銀電池1個 |
大きさと質量 | 143×92×84mm、900g (EX50mm F1.8付き) |