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- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1972年(昭和47年)3月 |
発売時価格 | 29,000円 |
カメラ名にあるGは、品質の向上を意味するグレードアップの頭文字、-IIIは初代のキヤノネットシリーズ、次はニューキヤノネットシリーズ、そして、第3世代というところから付けられていた。
基本的な仕様は、ニューキヤノネットQLl7Lと同じだが、バッテリーチェックはファインダー接眼部の横の、チェッカーボタンを押せばすぐ下のランプが点灯する、明快でより分かり易い機構になった。
1972年春の発売から1982年の夏までの11年間にわたって生産販売された超ロングランのベストセラーズ機種で、1機種で約120万台がユーザーの手に渡った。
型式 | 35mmレンズシャッター式距離計連動・シャッタースピード優先EEカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | 40mm F1.7(4群6枚構成) |
シャッター | コパル、1/500~1/4秒、B、X、セルフタイマー内蔵、シンクロ接点=ホットシュー式及びドイツ型ソケット |
ファインダー | 二重像合致式連動距離計と逆ガリレオ式ビューファインダーを光路内に一体化した一眼式、ブライトフレーム式パララックス自動補正トリミング・マークファインダー、倍率0.6倍、視野右側に絞り目盛り、メーター指針、上下に連動範囲外警告 |
EE機構 | CdS式、シャッタースピード優先式EE式、測光連動範囲=EV3.5~17(ISO 100)、フィルム感度使用域 =ISO 25~800、AUTO解除によるマニュアル露出可能 |
使用電源 | 1.3VのH-D型水銀電池1個、バッテリーチェック可能=ランプ点灯 |
フィルム装填・給送 | 裏蓋開閉フィルム位置合わせ、裏蓋閉じでレバー巻き上げを行うクイック・ローディング(QL機構)システム、上部レバー127度回転1作動式、小刻み巻き上げ不可、給送確認窓付き |
フィルムカウンター | 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式 |
フィルム巻き戻し | 上部回転クランク式 |
大きさと質量 | 120×75×60mm、620g |