- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1975年(昭和50年)3月 |
発売時価格 | 海外専用モデルにつき国内価格無し |
FTbの仕様を簡素化して輪出市場に作った普及機種。
最高速のシャッタースピードを1/500秒に抑え、測光系をカットコンデンサー式の中央部12%部分測光ではなく、一般撮影に適した中央重点平均の感度分布特牲とした機種で、絞り込み測光用兼セルフタイマーレバーの絞り込みレバーをロックする機構も省かれていた。
フラッシュシンクロ用のソケットは、従来からのPCソケットに加えてホットシュー式が備わった。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | FD50mm F1.8SC |
マウント | FDマウント |
シャッター | 2軸式の布幕横走行フォーカルプレーン1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2、1秒、B、X、セルフタイマーあり |
フラッシュシンクロ | FP、X接点自動切り替え式、ドイツ型ソケットおよびホットシュー式 |
ファインダー | ペンタ固定アイレベル式、倍率0.85倍、視野率94%、スクリーンは中央にマイクロプリズム式距離計をもつフレネルマット式、視野内に露出計指針および追針、絞り込み測光用定点、測光連動範囲、連動範囲外警告、露出過不足警告表示 |
露出制御 | CdS素子使用、TTL開放追針合致中央重点平均測光/TTL絞り込み定点合致式中央重点平均測光、測光連動範囲はEV3.7~17(ISO 100:F1.8)、フィルム感度使用域はISO 25~2000 |
使用電源 | 1.35VのHD型水銀電池 |
フィルム装填・給送 | 裏蓋開閉スプール差し込み式、上部レバー174度回転、予備角21度(小刻み巻き上げ可能) |
フィルムカウンター | 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式、0~40目盛り |
フィルム巻き戻し | 折り畳み回転クランク式 |
大きさと質量 | 144×93×43mm、680g(ボディ) |