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- 概要
- 主な仕様
発売年月 | F-1改:1976年(昭和51年)9月 OD F-1:1978年(昭和53年)3月 |
発売時価格 | F-1改: 161,000円(FD55mm F1.2SSC付き) 143,000円(FD50mm F1.4SSC付き) 104,000円(ボディ) OD F-1: 111,000円(アクションストラップ、スナップケース付き) |
F-1の部分改良機種。巻き上げ角180度、予備角15度の仕様を、迅速巻き上げの要望により139度、30度に変更。フィルム感度使用域の高感度側をISO 2000から3200へと拡大、巻き上げレバーに指当てを迫加、シンクロターミナルのソケットを抜け止め式にする等、13項目の細部にわたり改良を施した。
OD F-1は1976年に発売されたF-1改のカラーバリエーションモデル。ODとはOlive Drab(オリーブ・ドラブ)の略。若者に人気のあるU.S.アーミーカラーのF-1で、性能、仕様はF-1改と同じ。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | FD55mm F1.2SSC、FD50mm F1.4SSC |
マウント | FDマウント |
シャッター | 4軸式の金属幕横走行フォーカルプレーン1/2000、1/1000、1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2、1秒、B、X、セルフタイマー内蔵(セルフタイマーレバーはレンズ絞り込みレバーを兼用)、多重露出可能 |
フラッシュシンクロ | FP、X接点自動切り替え式、抜け止め式ドイツ型ソケット |
ファインダー | ペンタ着脱可能アイレベル式、倍率0.77倍、視野率97%、スクリーン中央にスプリットイメージ式距離計、その周囲にマイクロプリズム式距離計を備えたフレネルマット式を標準スクリーンタイプEといい、他に交換スクリーン8種完備、視野内に測光範囲、露出計指針および追針、絞り込み測光用定点、シャッタースピード値、高低輝度連動範囲外警告表示 * 露出情報採光窓付き |
露出制御 | CdS素子使用、TTL開放追針合致中央部分測光式/TTL絞り込み定点合致中央部分測光式(中央12%部分)、測光連動範囲はEV2.5~18(ISO 100:F1.4)、フィルム感度使用域はISO 25~3200 |
使用電源 | 1.35VのHD型水銀電池1個、バッテリーチェック機構付き |
フィルム装填・給送 | ロック機構付き裏蓋開閉スプール差し込み式、上部レバー139度回転、予備角30度(小刻み巻き上げ可能) |
フィルムカウンター | 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式、0~40目盛り |
フィルム巻き戻し | 折り畳み回転クランク式 |
大きさと質量 | 147×100×50mm、845g(ボディ) |