フィルムカメラ

35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ

AT-1

AT-1

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1976年(昭和51年)12月
発売時価格 海外専用モデルにつき国内価格無し

シャッタースピード優先式TTL・AEのAE-1は、国内はもとより海外市場でも、絶賛を持って受け入れられ、AE-1ブームが沸き上がっていた。
しかし、一部の海外市場ではAE-1は高額機種であり、保守的なマニュアル指向のユーザーも依然と多かった。
このような、要請に対して応えるべく開発されたのがAT-1で、AE-1と同等のボディに測光素子をCdS、マニュアル測光の機能は追針合致式、TTL中央重点平均測光の機能を搭載していた。
主要アクセサリーは、Aシリーズ機種として共用化できた。

型式 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ
画面サイズ 24×36mm
標準レンズ FD50mm F1.8SC
マウント FDマウント
シャッター 4軸式の布幕横走行フォーカルプレーン1/1000、1/500、1/250、1/125、1/60、1/30、1/15、1/8、1/4、1/2、1、2秒、B、X、全電子制御式、セルフタイマー内蔵(LED点滅作動表示)
フラッシュシンクロ X接点、ドイツ型ソケットおよびホットシュー式
ファインダー ペンタ固定アイレベル式、倍率0.82倍、視野率=93.5%、左右96.3%、スクリーンは中央にスプリットイメージ式距離計、その周辺にマイクロプリズム式距離計を備えたフレネルマット式、視野内に露出計指針および追針、高低輝度連動範囲外警告(高輝度側の警告はバッテリーチェックを兼用)
露出制御 CdS素子使用、TTL開放追針合致中央重点平均測光式、測光連動範囲はEV3~17(ISO 100:F1.8)、フィルム感度使用域はISO 25~3200
使用電源 6Vの4G-13型酸化水銀電池又は4LR44アルカリマンガン電池1個
フィルム装填・給送 裏蓋開閉スプール差し込み式、上部レバー120度回転、予備角30角(小刻み巻き上げ可能)
フィルムカウンター 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式
フィルム巻き戻し 折り畳み回転クランク式
大きさと質量 141×87×48mm、590g(ボディ)