- 主な仕様
発売年月 | 1968年(昭和43年)7月 |
発売時価格 | 36,300円 |
レンズ構成(群) | 5 |
レンズ構成(枚) | 7 |
絞り羽根枚数 | 8 |
最小絞り | 16 |
最短撮影距離(m) | 0.6 |
最大撮影倍率(倍) | 0.109 |
フィルター径(mm) | 58 |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 67 x 52.5 |
質 量(g) | 480 |
FL58mm F1.2(1964年3月発売)に代わり、キヤノンの一眼レフ用大口径レンズの代表製品となるレンズ。
標準レンズは風景、スポーツ、人物、クローズアップ等々、一般撮影用の万能レンズとして大口径化が最も進んだ分野であるが、口径比F1.2クラスになると全てのレンズに共通して、像面湾曲や開放時のフレア除去に設計上の困難が伴った。しかしキヤノンでは長年にわたる研究開発の結果、FL50mm F1.4II(1968年5月発売)型同様、開放時の性能に著しい進展を見せている。
5群7枚構成、うち4枚の新種ガラスの適切な光学系配置により高次の球面収差、像面湾曲を十分に除去し、大口径レンズに起こりがちな内面反射の吸収も完璧に近づけている。