- 主な仕様
発売年月 | 1960年(昭和35年)2月 |
発売時価格 | 33,000円 |
レンズ構成(群) | 4 |
レンズ構成(枚) | 6 |
絞り羽根枚数 | 6 |
最小絞り | 16 |
最短撮影距離(m) | 1.5 |
最大撮影倍率(倍) | – |
フィルター径(mm) | 58 |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 68 x 103.5 |
質 量(g) | 630 |
光学界に先進的な役割を果たしている、キヤノンの新しい光学理論に基づいて設計された。高解像力、収差の厳しい補正、フレアの完全除去、カラー撮影に最良の効果が期待できるスペクトラコーティング、豊富な周辺光量などの工学的性能は「写真レンズ」の最高の品質と水準とを保証している。
撮影の前後、常に絞り開放の明るい視野が得られるスーパーキヤノマチックレンズには、これまでキヤノンフレックスの標準レンズ50mm F1.8と長焦点レンズ100mm F2とがあったが、今回の大口径望遠レンズ135mm F2.5が完成し、ここにスーパーキヤノマチックレンズの「トリオ」が実現した。
4群6枚 対称型(ガウスタイプ)で安定した性能を示し望遠135mmという実用性、特にF2.5という明るさ、絞り開放においてもフレアのない鮮明さ、色収差の厳しい補正からくる全画面均一の高解像力など、その高性能は第一級の大口径135mmレンズの名に恥じないものであった。