- 主な仕様
- 構成図
発売年月 | 2021年(令和3年)7月 |
発売時価格 | オープン価格 |
レンズ構成(群) | 13 |
レンズ構成(枚) | 17 |
絞り羽根枚数 | 9(円形絞り) |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離(m) | 2.5 |
最大撮影倍率(倍) | 0.17 |
フィルター径(mm) | 差し込み52mm |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 約163×367 |
質 量(g) | 約2,890 |
■ 高画質と機動性を両立した「RFマウント」の超望遠レンズ
高画質と大幅な軽量化を実現した「EF400mm F2.8L IS III USM」と同様、蛍石レンズ2枚とスーパーUDレンズ※11枚を含む13群17枚の光学設計により、レンズの大きさや重さを抑えながら、色収差を良好に補正し、高解像・高コントラストを実現。また、特殊コーティング「ASC(Air Sphere Coating)」を採用し、画質劣化の原因となるフレア・ゴーストを抑制している。さらに、RFマウント化にともない、手ブレ補正制御の最適化を図り、5.5段※2の手ブレ補正効果を実現している。
■ 「EOS Rシステム」の高性能を生かすRFレンズ共通の機能
レンズの絞り駆動制御の最適化により、「EOS R3」との組み合わせでは、電子シャッター撮影時におけるAF/AE追従最高30コマ/秒の高速連写に対応している。また、動画撮影時の絞り制御を1/8段の分解能で設定することができ、暗所から明所へ被写体が移動するシーンなどにおいて、明るさの移り変わりを滑らかに表現することが可能。
■ 「Lレンズ」にふさわしい耐久性と信頼性を追求
太陽光に含まれる赤外線の反射率を高めた遮熱塗料を採用し、屋外スポーツなどの炎天下における長時間撮影でもレンズの温度上昇を低減。また、マウント部、スイッチ部、フォーカスリングなどに防じん・防滴構造を採用※3し、最高水準の性能を追求した「L(Luxury)」レンズにふさわしい信頼性を確保している。
※1 UD(Ultra low Dispersion=特殊低分散)レンズの性能を大幅に向上させ、UDレンズ2枚分、蛍石の特性とほぼ同等の効果を備えたレンズ。
※2 「EOS R5」、「EOS R」使用時。CIPA規格に準拠。Yaw/Pitch方向。
※3 防じん・防滴に配慮した構造になっているが、砂じんや水滴などの侵入を完全に防ぐことはできない。
蛍石レンズ スーパーUDレンズ ISユニット ASC