- 主な仕様
- 構成図
発売年月 | 2023年(令和5年)10月 |
発売時価格 | オープン価格 |
レンズ構成(群) | 12 |
レンズ構成(枚) | 16 |
絞り羽根枚数 | 9 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離(m) | 0.25 |
最大撮影倍率(倍) | 0.12 |
フィルター径(mm) | なし(後部ゼラチンフィルターホルダーに差し込み) |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 約83.7×112 |
質量(g) | 約570 |
◼ 焦点距離10mmから20mmの超広角撮影とズーム全域での高画質を実現
焦点距離10mmの超広角撮影を実現することで、限られた空間や建物内で周囲を広く写し込んだ撮影や、広大な風景、天体などでのダイナミックな遠近感を生かした表現が可能。さらに、焦点距離20mmまでをカバーすることで、静止画だけでなく動画でもズームを生かした自由度の高い写真・映像表現を実現。また、「スーパーUD レンズ※1」1枚、「UD レンズ※1」3枚を含む12群16枚のレンズを効果的に配置することにより、ズーム全域で色収差を補正し、色にじみの少ない高画質な描写を可能とし、さまざまなシーンでの撮影に対応。
◼ 手ブレ補正機構の搭載に加え広角特有の画像周辺のブレを補正する周辺協調制御に対応
レンズ内光学式手ブレ補正機構により5.0段※2、ボディー内手ブレ補正機構を搭載しているEOS R シリーズのカメラとの組み合わせでは協調制御を実現し、「EOS R3」(2021年11月発売)装着時は、6.0段※3 の手ブレ補正効果を発揮する。さらに、広角特有の画像周辺のブレを改善する周辺協調制御にも新たに対応し、夜景撮影などの手ブレが発生しやすいシーンにおいても快適な撮影を実現する。
◼ 機動性に優れた小型・軽量設計とLレンズならではの信頼性を両立
「RF マウント」の特長である大口径・ショートバックフォーカス※4と、カメラ側の歪曲収差補正を生かした設計により大幅な小型・軽量化を実現。「EF11-24mm F4L USM」(2015年2月発売)と比較して、質量を約1,180gから約570gに軽量化、全長を約132mm から約112mmに短縮し、優れた機動力を発揮。さらに、マウント部、コントロールリング、フォーカスリングなどに防じん・防滴構造※5 を採用することで、小型・軽量設計とLレンズならではの信頼性を両立した。
※1 「UDレンズ」:「UD(Ultra low Dispersion=特殊低分散)ガラス」を用いたレンズ。「スーパーUDレンズ」:UDレンズの性能を大幅に向上させ、UDレンズ2枚分、蛍石の特性とほぼ同等の効果を備えたレンズ。
※2 焦点距離20mm、「EOS R」(2018年10月発売)使用時、CIPA 規格に準拠(Yaw/Pitch 方向)。
※3 焦点距離20mm、CIPA 規格に準拠(Yaw/Pitch 方向)。
※4 最後部のレンズ面の頂点から撮像面までの光軸上の距離が短いこと。
※5 防じん・防滴に配慮した構造になっているが、砂じんや水滴などの完全な防止を保証するものではない。
非球面レンズ UDレンズ UD非球面レンズ ISユニット SWC ASC