- 主な仕様
- 構成図
| 発売年月 | 2024年(令和6年)7月 |
| 発売時価格 | オープン価格 |
| レンズ構成(群) | 11 |
| レンズ構成(枚) | 14 |
| 絞り羽根枚数 | 11 |
| 最小絞り | 16 |
| 最短撮影距離(m) | 0.28 |
| 最大撮影倍率(倍) | 0.18 |
| フィルター径(mm) | 67(前部)、シートタイプのフィルターを装着可能(後部) |
| 最大径x長さ(mm)x(mm) | 約76.5x99.3 |
| 質量(g) | 約555 |
◼ 開放絞り値F1.4を生かした大きく美しいボケ味と画面全域での高画質を実現
開放絞り値F1.4による大きく美しいボケ味を生かし、被写体を際立たせた表現が可能である。夜間や室内などの暗いシーンにおいても、感度を上げずに撮影できるため、ノイズの少ないクリアな静止画・動画撮影を実現する。また、「非球面レンズ」2 枚、「UD レンズ※1」2枚を効果的に配置した11群14枚の光学設計により、画質劣化の原因となる諸収差を低減し、画面全域で高画質を達成している。
◼ VCM※2 とナノUSM を組み合わせた電子式フローティングフォーカス制御の採用による快適な撮影
重い大口径レンズ駆動に適した「VCM(ボイスコイルモーター)」と「ナノUSM(超音波モーター)」を組み合わせた電子式フローティングフォーカス制御により、優れたフォーカシングを実現する。EOS Rシリーズのデュアルピクセル CMOS AFとのコンビネーションにより、高速・高精度なAFに加え、動画撮影時には静かで滑らかなピント合わせが可能である。また、動画撮影時のフォーカス操作に伴い画角変動が生じる「フォーカスブリージング」を徹底的に抑制する優れた光学設計により、画角変化の少ない安定した構図での動画撮影を実現する。
◼ 機動性に優れた小型・軽量設計とアイリスリング搭載などの高い操作性
「EF35mm F1.4L II USM」(2015 年9 月発売)と同等以上の高画質を実現しながら、質量を約760gから約555gに軽量化、全長を約105.5mmから約99.3mmに短縮し、優れた機動性を発揮する。また、シネマレンズに近いクリック感なく絞り値の変更ができるアイリスリングの搭載により、動画撮影時におけるボケ味や露出の調整をより直感的にコントロールすることが可能である。
※1 UD(Ultra low Dispersion=特殊低分散)ガラスを用いたレンズ。
※2 磁石のエネルギー(磁場)を媒体として、電気エネルギーを運動エネルギーに変換するアクチュエータ。駆動用マグネットが作る磁場の中をコイルが前後に動き、コイルが固定されたフォーカスレンズユニットをリニア駆動する。
UDレンズ プラスチックモールド非球面レンズ
