- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1986年(昭和61年)7月 |
発売時価格 | 390,000円 |
1986年に、最初に発売されたスチルビデオカメラ。
RC-701は、撮影画像を水平方向780画素のCCDを利用して電気信号に変換し、記録媒体であるフロッピーに即時記録することができる。このフロッピーは、業界統一フォーマットとして規格化されたスチルビデオフロッピーで、一枚にフィールド記録で50画面記録が可能。
また、最高1秒間に10画面の撮影ができる高速連写、シャッタースピード優先やマルチプログラムの自動露出制御、各種撮影データやカメラの作動状況の集中液晶パネル表示など、円滑な撮影をおこなうための機能を搭載している。
また、新開発の3本の専用レンズ(ズームレンズ2本:SV11-66mm F1.2、SV50-150mm F2.8 SV lens、ワイドレンズ1本:SV6mm F1.8)に加え、アダプターを介して60種を超えるキヤノンの35mm一眼レフカメラ用FDレンズ群が使用できるほか、AシリーズおよびTシリーズのカメラのストロボもそのまま利用可能。
型式 | 一眼レフタイプスチルビデオカメラ |
撮像素子 | CCDイメージセンサー(水平780画素) |
画面サイズ | 2/3型相当 |
記録方式 | 電子スチルカメラフォーマット準拠 ・輝度信号:FM変調 ・色信号:色差線順次FM変調 ・ID信号:DPSK変調 |
記録媒体 | スチルビデオフロッピー |
レンズマウント | バヨネットマウント(専用マウント) |
使用レンズ | SVレンズ FDレンズ(FDレンズアダプターLA-RC併用) |
ファインダー | アイレベル式 視野率:左右94%、上下94% |
フォーカシング スクリーン |
スプリットプリズム付きブライトレーザーマット |
ミラー | クイックリターン式全反射ミラー(固定形式) |
測光方式 | SPC使用 TTL開放中央重点平均測光 |
シャッター | 2枚羽線フォーカルプレーン式(回動式) |
シャッタースピード | 1/2000秒~1/8秒 |
ストロボ同調 | X= 1/80秒 |
ホワイトバランス | オート:自動追尾方式 マニュアル:マーク選択式 |
撮影スピード | S(シングル)及び2、5、10画面/秒 |
ID記録 | 年月日、時分秒、IDNo.(4桁の数字)及び絞り値 |
感度 | ISO200相当(感度アップ時はISO600相当) |
特殊機能 ・IDの自動記録 ・記録トラック自動セット |
IDを自動的に記録(IDNo.は自動順算記録方式) ビデオフロッピー挿入後、自動的に記録可能トラックヘッドをセット |
表示方式 | ファインダー内:7セグメント及びドットパターンLEDの点灯及び点滅 外部:液晶パネルによる集中表示 |
電源 | 専用バッテリーパック(Ni-Cd) |
外形寸法 | 164(W)X56.1(D)X101(H)mm |
重量 | 900g (但しバッテリー、ビデオフロッピーは除く) |