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活動情報

2020年7月1日

高精細複製による新しい屏風体験「国宝 花下遊楽図屏風」が東京国立博物館で限定公開

2020年7月1日(水)~7月2日(木)、文化財活用センター主催によるイベント、高精細複製による新しい屏風体験「国宝 花下遊楽図屏風」が東京国立博物館にて実施されました。

満開の桜の下で舞い踊る貴人たちの姿が描かれた17世紀の国宝「花下遊楽図屏風」は、右の屏風の中央部分が関東大震災で消失しており、現在は無地の和紙で補って屏風に仕立てられています。今回は、文化財活用センターとの共同研究プロジェクトの一環として、綴プロジェクトで培った技術を用いて高精細複製を行うとともに、消失部分の復元作業を行いました。

消失部には、屏風の主題となる貴婦人たちの酒宴のさまが描かれており、明治44年ごろに撮影されたガラス乾板に全体像の記録が残っています。そこで、ガラス乾板をスキャンし、取得したモノクロデータを現存部と比較して階調補正を行った後、色再現を行いました。

色再現については、東京国立博物館の研究員の監修により、背景や桜の木など消失部と現存部にまたがって描かれている部分は現存部の色を切り出して彩色を施しました。また、唯一の手がかりとして残っている作品の部分摸写も参考にしながら、色が判断できる部分のみ彩色し、判断できない部分は白黒のままとしています。

消失部を復元した高精細複製品は、東京国立博物館で開催される特別展「体感!日本の伝統芸能」の一部として公開予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止のため、同展は開催中止に。「花下遊楽図屏風」高精細複製品の展示のみ、体験モニターを募集して限定公開されました。限定公開では、プロジェクションマッピングによって満開の桜が投影された幻想的な空間の中に作品が展示され、2日間で55組72名が夢のひとときを体験しました。

「花下遊楽図屏風」の高精細複製品 右隻(中央2扇が復元部)
「花下遊楽図屏風」の高精細複製品 右隻
(中央2扇が復元部)
高精細複製による新しい屏風体験
「国宝 花下遊楽図屏風」(4’00)
高精細複製による新しい屏風体験
「国宝 花下遊楽図屏風」(4’00)
高精細複製による新しい屏風体験
「国宝 花下遊楽図屏風」(4’00)

2018年11月3日

東京国立博物館・応挙館にてワークショップを実施

2018年11月3日(土・祝)、東京国立博物館・応挙館にて国宝「松林図屏風」長谷川等伯筆(東京国立博物館 所蔵/寄贈)の高精細複製品を活用したワークショップが行われました。

ワークショップは、ファミリーむけと大人むけに分けて行われ、合計38名が出席しました。

ワークショップでは自分たちが考えた屏風の並び方を美術専門のスタッフにより再現してもらい、屏風本来の使い方を体感してもらいました。さらには暗闇や自然光、ろうそくを模した照明で屏風を鑑賞し、様々な屏風の見え方を楽しんでもらいました。

並べ方を考える
並べ方を考える
自分が考えた並べ方を体験
自分が考えた並べ方を体験
自然光で屏風を鑑賞
自然光で屏風を鑑賞
ろうそくを模した照明で鑑賞
ろうそくを模した照明で鑑賞

2017年9月3日

体験型展示 親と子のギャラリー「びょうぶとあそぶ」を東京国立博物館で実施

2017年7月4日(火)~9月3日(日)のあいだ、東京国立博物館 本館 特別4室および特別5室にて体験型展示 親と子のギャラリー「びょうぶとあそぶ~高精細複製によるあたらしい日本美術体験~」を開催いたしました。

松の香りに見立てたアロマを漂わせた薄暗い会場に入り、プロジェクターで松林を映したカーテンをくぐりながら長谷川等伯筆「松林図屏風」の世界へと導かれていきます。
特別5室では東京国立博物館所蔵「松林図屏風」の高精細複製品を展示し、高さ5メートル、直径15メートルの半円筒型の大型スクリーンに4Kプロジェクターで松林図の世界を表現した躍動感あふれる映像を投影しました。
特別4室ではフリーア美術館所蔵「群鶴図屏風」の高精細複製品(複製品は東京都美術館所蔵)を展示し、投影された鶴に近づくと鶴が羽ばたくといったインタラクティブな演出に、訪れた子ども達が歓声をあげていました。
外国からのお客様も多く、会期中は約82,000人の方々にお越しいただきました。
ガラスケースなしで畳に座って観る屏風本来の鑑賞スタイルは、オリジナルの文化財ではなかなか実現できないことです。また、大きなスクリーンに映し出された鶴が鑑賞者の動きに合わせて羽ばたいた後、屏風の中に戻っていくという、高精細複製品ならではの新しい鑑賞体験を楽しんでいただきました。
会場の様子はぜひ下記の動画をご覧ください。

入口
入口
特別5室
特別5室
特別4室
特別4室
びょうぶとあそぶ(02'13")
びょうぶとあそぶ(02'13")
びょうぶとあそぶ(02'13")

2016年10月22日

東京国立博物館・九条館にてワークショップを実施

2016年10月22日(土)、東京国立博物館・九条館にて「松林図屏風」(東京国立博物館所蔵)を活用した親子向けのワークショップが行われました。

当日は午前と午後の部に分けて行われ、午前9組、午後7組の合計40名が参加しました。
ワークショップでは自分たちが考えた屏風の並び方を美術専門のスタッフにより再現してもらい、屏風本来の使い方を体感してもらいました。
さらには暗闇や自然光、ろうそくを模した照明で屏風を鑑賞し、様々な屏風の見え方を楽しんでもらいました。

屏風の解説
屏風の解説
並べ方を考える
並べ方を考える
自分が考えた並べ方を体験
自分が考えた並べ方を体験
ろうそくを模した照明で鑑賞
ろうそくを模した照明で鑑賞

2016年10月13日

三井記念美術館による出張授業を開催

2016年10月13日(木)、大田区立南六郷中学校にて三井記念美術館による綴プロジェクト作品「雪松図屏風」(三井記念美術館所蔵)を活用した出張授業が行われました。

当日は2年生6クラス、合計234名に授業を行いました。通常は明るい状態から屏風鑑賞を始めるのですが、屏風との出会いを大切にしたいという考え方から、本プログラムは屏風を閉じた状態でセッティングし、暗くした後に子どもたちの目の前で開くというのが特徴です。

本授業はオリンピック・パラリンピック教育の一環としても行われ、「外国の方にどのように屏風の良さを紹介するか」ということを考えることが取り入れられました。

三井記念美術館・亀井様
三井記念美術館・亀井様
屏風の鑑賞
屏風の鑑賞
屏風の感想を述べる
屏風の感想を述べる
オリンピック・パラリンピック教育を行う佐藤先生
オリンピック・パラリンピック教育を行う佐藤先生

2016年3月26日

東京国立博物館・応挙館にてワークショップを実施

2016年3月26日(土)、東京国立博物館・応挙館にて「松林図屏風」(東京国立博物館所蔵)を活用した親子向けのワークショップが行われました。

当日は午前と午後の部に分けて行われ、午前9組、午後9組の合計48名が参加しました。
ワークショップでは屏風の説明の後、グループに分かれてミニチュア屏風で自由に並び方を考え、実際に考えた並べ方で屏風を体験してもらいました。さらには暗闇や自然光、ろうそくを模した照明で屏風を鑑賞し、様々な屏風の見え方を楽しんでもらいました。

屏風の説明
屏風の説明
並べ方を考える
並べ方を考える
自分が考えた並べ方を体験
自分が考えた並べ方を体験
ろうそくを模した照明で鑑賞
ろうそくを模した照明で鑑賞