2023年3月6日
東京国立博物館創立150年記念
特別企画「未来の博物館」
国宝4作品の鑑賞体験を
高精細複製品とプロジェクションマッピングで実現
2022年10月18日~12月11日のあいだ、デジタル技術によって新しい日本美術の鑑賞体験を実現する、東京国立博物館創立150年記念 特別企画「未来の博物館」が開催されました。
キヤノンが協賛した第2会場「四季をめぐる高精細複製屛風」では、綴プロジェクトの技術を用いて制作した国宝「花下遊楽図屏風」「納涼図屏風」「観楓図屏風」「松林図屏風」(いずれも原本:東京国立博物館所蔵)の高精細複製品が使用され、各作品に映像を投影するプロジェクションマッピングを実施。描かれた季節を体感できる構成で展示されました。オリジナルの文化財では叶わない、作品とデジタル技術の融合と、間近での鑑賞を実現し、あたかも描かれた風景が身近にあるかのような鑑賞体験を提供しました。
また、「四季をめぐる高精細複製屛風」の展示は、皆様から大変好評をいただいたため、内容をそのままに、2023年1月2日~3月12日まで、「日本美術のとびら 四季」として東京国立博物館 本館特別3室にて展示しています。
会期中は多くの方にご来場いただき、来場者の皆様は、日本の四季を感じながらじっくりと作品鑑賞されている様子でした。作品世界を表現したプロジェクションマッピングは、下記の動画をご覧ください。
開催概要
東京国立博物館創立150年記念 特別企画「未来の博物館」
第2会場「四季をめぐる高精細複製屛風」
- 会期
- 2022年10月18日(火)~12月11日(日)
- 会場
- (第2会場)本館/特別3室
- 主催
- 東京国立博物館、文化財活用センター、NHK(第1会場)
- 協賛
- キヤノン株式会社、シャープ株式会社