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建仁寺方丈障壁画 琴棋書画図襖

きんきしょがずふすま

海北友松

建仁寺方丈障壁画 琴棋書画図襖 展示の様子

建仁寺方丈障壁画 琴棋書画図襖

きんきしょがずふすま

高精細複製品

材質
和紙に印刷
制作
綴プロジェクト 第6期 2012-2013年
寄贈先
大本山 建仁寺

原本

指定
重要文化財
作者
海北友松(かいほうゆうしょう)
時代
安土桃山時代 16世紀
材質
紙本着色
員数
襖十面
寸法
二面 縦186.0 × 横84.0 cm
一面 縦190.0 × 横81.0 cm
一面 縦190.0 × 横226.0 cm
二面 縦185.0 × 横112.0 cm
四面 縦198.0 × 横139.0 cm
所蔵
大本山 建仁寺

解説

近年初期の建仁寺復興にからんで海北友松が制作した建仁寺方丈障壁画五十面のうち上間一之間(衣鉢の間)を飾る十面の襖絵。本作品のみが著色画であるが、狩野派的な真体着色画とは大きく印象が異なり、水墨画的要素をとどめている。友松の画体は狩野派の影響を受けた画風から、玉潤や梁楷の様式を導入し狩野派を脱しようとする画風、そして友松様式の確立した画風へと変遷するが、この作品は長い画面中に主題に関わる画面を中心部に集め両端に空間が広がっているのが、狩野派的構図からすると異例でありこの仕事に賭ける彼の意気込みが見て取れる。

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『文藝春秋』2018年7月号

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。