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作品詳細

雷神図らいじんず

葛飾北斎

  • 「雷神図」 葛飾北斎

Facsimiles of works in the collection of the Freer Gallery of Art, Smithsonian Institution, Washington, D.C. : Gift of Charles Lang Freer, F1900.47.

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作品データ
作者:
葛飾北斎(かつしかほくさい)筆
時代:
江戸時代 19世紀
材質:
和紙に印刷
員数:
一幅
テーマ:
海外に渡った日本の文化財
寸法:
縦126.9 × 横53.8 cm
寄贈先:
墨田区地図
原本
所蔵:
フリーア美術館
材質:
紙本着色
解説

渦巻く暗雲の中、背中の太鼓を打ち鳴らす雷神。頭上から走る二本の赤い閃光と黒い飛沫が荒天を予感させる。古来より日本人にとってなじみの深い雷神であるが、俵屋宗達「風神雷神図屏風」をはじめ、多くの雷神図が親しみを感じさせるのに対し、北斎が描く本作はその存在が畏怖の対象である事を再認識させる。落款から88歳の作品とわかるが、衰えは全く感じられず、むしろ最晩年にあっても尽きる事のない北斎のエネルギーを強く感じさせる。
元の所蔵者であった東洋美術史家のアーネスト・フェノロサは、本作について「これまでに見た日本美術の『雷神』を題材とした作品の中で、最も優れた作である」と高く評価している。

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