WORKS
78

群鶴図屏風

ぐんかくずびょうぶ

石田幽汀

群鶴図屏風 展示の様子

群鶴図屏風

ぐんかくずびょうぶ

高精細複製品

材質
和紙に印刷・金箔貼付
制作
綴プロジェクト 第18期 2025-2026年
寄贈先
兵庫県立歴史博物館

原本

作者
石田幽汀(いしだゆうてい)
時代
江戸時代 18世紀
材質
紙本金地着色
員数
六曲一双
寸法
各隻 縦156.6 × 横354.8 cm
所蔵
ミネアポリス美術館

解説

播州明石郡(現在の兵庫県明石市)に生まれた石田幽汀(1721–1786)は、狩野探幽の流れをくむ鶴沢探鯨(つるさわ たんげい)に学び、のちに禁裏の御用絵師として活躍した人物である。今日では円山派の創始者・円山応挙(1733–1795)の師として語られることが多いが、京都における江戸狩野の系譜と円山派をはじめとする諸派をつなぐ存在として、その役割は極めて重要である。
法橋(ほっきょう)の落款から1757年から1777年頃の制作と考えられる本作は、金地を背景に、右隻・左隻を通して三十六羽の鶴の群れが描かれている。仔細に見ると、タンチョウ、マナヅル、ナベツルなど複数の種類が描き分けられており、さまざまな姿態をとる鶴たちが画面に変化とリズムを与えている。狩野派の伝統を踏まえつつ、豊かな装飾性と写生的な観察を組み合わせた本作は、幽汀の卓越した技量を示すとともに、自然主義への関心が高まった江戸中期の時代性をよく伝えている。

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。