WORKS
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ほのお

上村松園

焔 展示の様子

ほのお

高精細複製品

材質
絹本に印刷
制作
ぶんかつ共同研究プロジェクト 2020年
所蔵
東京国立博物館

原本

作者
上村松園(うえむらしょうえん)
時代
大正時代 20世紀
材質
絹本着色
員数
一幅
寸法
縦190.9 × 横91.8 cm
所蔵
東京国立博物館

解説

源氏物語(げんじものがたり)に登場する嫉妬に狂う六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)の生霊をモティーフにして描く。打掛けには、藤花を狂おしく咲かせ、その花にからむ蜘蛛の巣を描く。女の身体や着物の柄のさまざまな曲線が、嫉妬に翻弄される女の姿を彩る。美人画作家といわれる松園作の中では、異色の主題である。

— Colbase解説より

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。