WORKS
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神護寺三像

じんごじさんぞう

伝 藤原隆信

神護寺三像 展示の様子

神護寺三像

じんごじさんぞう

高精細複製品

材質
絹本に印刷
制作
綴プロジェクト
第3期 2009-2010年
第4期 2010-2011年
寄贈先
高野山真言宗遺迹本山 高雄山 神護寺

原本

指定
国宝
作者
伝 藤原隆信(でん ふじわらのたかのぶ)
時代
鎌倉時代 13世紀
材質
絹本着色
員数
掛軸三幅
寸法
伝 源頼朝像  縦143.0 × 横112.8 cm
伝 平重盛像  縦143.0 × 横111.2 cm
伝 藤原光能像 縦143.0 × 横111.6 cm
所蔵
高野山真言宗遺迹本山 高雄山 神護寺

解説

神護寺仙洞院に伝来した本作品は、源頼朝、平重盛、藤原光能の肖像画と伝えられる三幅あわせて「神護寺三像」と呼ばれ、緻密で写実的に描かれており、日本肖像画の最高傑作の一つとして1951年に国宝指定を受けた。
『神護寺略記』には、中央に後白河法皇像、その左右に源頼朝像、平重盛像、下座に平業房像、平安末期の公卿で後白河院の近臣であった藤原光能像が、いずれも視線を法皇に向けて配されていたと記されている。このうち法皇像は室町時代の写しのみ、また業房像は現存していない。
ほぼ等身大の源頼朝像は、理想的武人としての彼の内面が見事に表現されている。
平重盛像はヨーロッパでの評価が高く、ミロのヴィーナスやモナリザと交換でルーヴル美術館にて展示されたことがある。
束帯姿で太刀を帯び、上げ畳の上に座す各像は、単純明快でゆるぎない存在感を放っている。
作者は似絵の名手 藤原隆信と言われており、鎌倉時代初期の作品とされている。

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『文藝春秋』2018年9月号

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キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。