建仁寺方丈障壁画 花鳥図襖
かちょうずふすま
高精細複製品
- 材質
- 和紙に印刷
- 制作
- 綴プロジェクト 第4期 2010-2011年
- 寄贈先
- 大本山 建仁寺
原本
- 指定
- 重要文化財
- 作者
- 海北友松(かいほうゆうしょう)
- 時代
- 安土桃山時代 16世紀
- 材質
- 紙本墨画
- 員数
- 襖六面、壁貼付二面
- 寸法
- 西側襖二面 各 縦118.0 × 横111.0 cm
西側壁貼付(大) 縦190.0 × 横225.0 cm
西側壁貼付(小) 縦190.0 × 横81.5 cm
南側四面 各 縦187.0 × 横133.0 cm - 所蔵
- 大本山 建仁寺
解説
近世初期の建仁寺復興にからんで海北友松が制作した日本を代表する水墨画群、重要文化財「建仁寺方丈障壁画」五十面のうち書院を飾る八面の襖絵。 西側の大小の壁貼付絵二面と襖絵二面には二本の松を生やす盛り上がった地面から今まさに飛び立たんとするばかりに体をよじる孔雀を描いている。南側の襖絵四面には、春の趣を伝える梅に留まる叭々鳥(ははちょう)のつがいと池に浮遊する三羽の水鳥を連続した構図で描いている。
海北友松の筆使いが華麗さと豪胆さを持って語りかける建仁寺方丈障壁画の白眉である。