WORKS
79

花鳥図屏風

かちょうずびょうぶ

雪村周継

花鳥図屏風 展示の様子

花鳥図屏風

かちょうずびょうぶ

高精細複製品

材質
和紙に印刷
制作
綴プロジェクト 第18期 2025-2026年
寄贈先
福島県

原本

作者
雪村周継(せっそんしゅうけい)
時代
室町時代 16世紀
材質
紙本墨画
員数
六曲一双
寸法
各隻 縦156.6 × 横342.8 cm
所蔵
ミネアポリス美術館

解説

雪村周継(生没年不詳)は戦国時代に東国を中心に活動した画僧。その生涯の多くは謎に包まれているが、常陸国(現在の茨城県周辺)で戦国大名・佐竹氏の一族として生まれたと伝わり、80年余りにわたる生涯のあいだ、東北・関東各地を移り住みながら多様な作品を残した。
奇想の絵師の先駆けともいわれる独創的な画風は国内外で高く評価され、早くから海外へと渡った作品も少なくない。なかでも本作は、アメリカに所蔵される雪村作品の中核をなす六曲一双の大作である。
右隻には月夜に咲く白梅を中心に8羽の白鷺がとまり、その視線の先には2匹の巨大な鯉が描かれる。一方、左隻には朝、霧がたちこめる中、柳の木を中心に円を描くように飛び交う白鷺と燕が躍動感をもって描かれる。画中に押された印章から、本作は雪村70歳前後の円熟期の制作と考えられる。戦乱の時代を渡り歩く中で培われた、自然への鋭い洞察と斬新な発想がいかんなく発揮された一作である。

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。