花鳥図屏風
かちょうずびょうぶ
高精細複製品
- 材質
- 和紙に印刷
- 制作
- 綴プロジェクト 第18期 2025-2026年
- 寄贈先
- 福島県
原本
- 作者
- 雪村周継(せっそんしゅうけい)
- 時代
- 室町時代 16世紀
- 材質
- 紙本墨画
- 員数
- 六曲一双
- 寸法
- 各隻 縦156.6 × 横342.8 cm
- 所蔵
- ミネアポリス美術館
解説
雪村周継(生没年不詳)は戦国時代に東国を中心に活動した画僧。その生涯の多くは謎に包まれているが、常陸国(現在の茨城県周辺)で戦国大名・佐竹氏の一族として生まれたと伝わり、80年余りにわたる生涯のあいだ、東北・関東各地を移り住みながら多様な作品を残した。
奇想の絵師の先駆けともいわれる独創的な画風は国内外で高く評価され、早くから海外へと渡った作品も少なくない。なかでも本作は、アメリカに所蔵される雪村作品の中核をなす六曲一双の大作である。
右隻には月夜に咲く白梅を中心に8羽の白鷺がとまり、その視線の先には2匹の巨大な鯉が描かれる。一方、左隻には朝、霧がたちこめる中、柳の木を中心に円を描くように飛び交う白鷺と燕が躍動感をもって描かれる。画中に押された印章から、本作は雪村70歳前後の円熟期の制作と考えられる。戦乱の時代を渡り歩く中で培われた、自然への鋭い洞察と斬新な発想がいかんなく発揮された一作である。

