WORKS
71

唐獅子図屏風

からじしずびょうぶ

狩野永徳(右隻) 狩野常信(左隻)

唐獅子図屏風 展示の様子

唐獅子図屏風

からじしずびょうぶ

高精細複製品

材質
和紙に印刷・金箔貼付
制作
ぶんかつ共同研究プロジェクト 2023年
所蔵
皇居三の丸尚蔵館

原本

指定
国宝(右隻)国宝附(左隻)
作者
狩野永徳(かのうえいとく)(右隻)
狩野常信(かのうつねのぶ)(左隻)
時代
桃山時代16世紀(右隻)
江戸時代17世紀(左隻)
材質
紙本金地着色
員数
六曲一双
寸法
右隻:縦223.6 × 横451.8cm
左隻:縦224.0 × 横453.5cm
収蔵
皇居三の丸尚蔵館

解説

右隻は、狩野探幽による極書によって、桃山画壇の巨匠・狩野永徳の数少ない確証的な作品として名高い。岩間を闊歩する雌雄の堂々たる獅子の姿は、実に力強い筆法で描かれ、単純な図様ながら、その迫力、勇壮さには、本屏風が永徳自身の作品であることを疑う必要はない。左隻は、後に狩野常信が右隻の図様にあわせて制作したもので、今日は一双として伝わる。明治21(1888)年に毛利元徳より献上

— Colbase解説より

綴プロジェクト作品ができるまで イメージ画像

綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

綴プロジェクトとは イメージ画像

綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。