南蛮屏風
なんばんびょうぶ
高精細複製品
- 材質
- 和紙に印刷・金箔貼付
- 制作
- 綴プロジェクト 第2期 2008-2009年
- 寄贈先
- 神戸市立博物館
原本
- 指定
- 重要文化財
- 作者
- 狩野内膳(かのうないぜん)
- 時代
- 安土桃山時代 16〜17世紀
- 材質
- 紙本金地着色
- 員数
- 六曲一双
- 寸法
- 各隻 縦154.5 × 横363.2 cm
- 所蔵
- 神戸市立博物館
解説
狩野内膳は摂津伊丹城主・荒木村重の家臣の子で、その村重が織田信長に滅ぼされたため、狩野松栄に入門し画家となり、のち豊臣家のお抱え絵師になった人物である。本作品は、桃山から江戸時代にかけて頻繁に制作された南蛮屏風の中でも秀逸なる代表的作品である。右隻は日本での貿易品荷揚げ風景とともにカピタン・モール(船隊の司令官)が日本の港の商店街を抜けて南蛮寺へと向かう場面が表され、左隻は想像上と思われる異国風景をバックに帆を張った南蛮船が出航する場面が描かれている。