WORKS
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楼閣山水図屏風(別称:月夜山水図屏風)

ろうかくさんすいずびょうぶ

曽我蕭白

楼閣山水図屏風(別称:月夜山水図屏風) 展示の様子

楼閣山水図屏風(別称:月夜山水図屏風)

ろうかくさんすいずびょうぶ

高精細複製品

材質
和紙に印刷・金泥引き
制作
綴プロジェクト 第2期 2008-2009年
寄贈先
近江神宮

原本

指定
重要文化財
作者
曽我蕭白(そがしょうはく)
時代
江戸時代 18世紀
材質
紙本着色金泥引
員数
六曲一双
寸法
各隻 縦151.4 × 横366.0 cm
所蔵
近江神宮

解説

月夜山水図屏風は蕭白後期の作品と言われている。異端と言われた蕭白であったが、重要文化財にも指定されているこの「楼閣山水図屏風」は巨大な空間にいささかも怯むことなく、月下の山水景観を過不足なく描いており、蕭白以外の誰にも表現し得ない作品となっている。岩佐又兵衛の影響ではないかと言われている金泥の横線による霞の表現は中国の壮大なる風景描写に色を添え、細かに描写された人物や動物の確固とした描写は見るものを楽しませる。

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『文藝春秋』2019年6月号

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。