WORKS
10

山水長巻

さんすいちょうかん

雪舟

山水長巻 展示の様子

山水長巻

さんすいちょうかん

高精細複製品

材質
和紙に印刷
制作
綴プロジェクト 第2期 2008-2009年
寄贈先
毛利博物館

原本

指定
国宝
作者
雪舟(せっしゅう)
時代
室町時代 15世紀
材質
紙本墨画
員数
一巻
寸法
一巻 縦39.7 × 横1592.0 cm
所蔵
毛利博物館

解説

雪舟(1420〜1506)は、10代で上京し相国寺に入り、時の名僧・春林周藤と画僧・周文に師事したといわれる。本作品は生涯の保護者であった大内家に献上されたものと伝えられ、雪舟芸術の中でも最高傑作といわれる水墨画である。全長約16メートルにも及ぶ本画巻は、壮大なる中国大陸の大自然と日本各地を踏破して学んだ経験により、楼閣・塔・人物などは中国風に、それらを包容する四季の移り変わりは日本風に表現し、日本の持つ自然美を描いたものである。

綴プロジェクトシリーズ広告

『文藝春秋』2018年1月号

綴プロジェクト作品ができるまで イメージ画像

綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

綴プロジェクトとは イメージ画像

綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。