山水長巻
さんすいちょうかん
高精細複製品
- 材質
- 和紙に印刷
- 制作
- 綴プロジェクト 第2期 2008-2009年
- 寄贈先
- 毛利博物館
原本
- 指定
- 国宝
- 作者
- 雪舟(せっしゅう)
- 時代
- 室町時代 15世紀
- 材質
- 紙本墨画
- 員数
- 一巻
- 寸法
- 一巻 縦39.7 × 横1592.0 cm
- 所蔵
- 毛利博物館
解説
雪舟(1420〜1506)は、10代で上京し相国寺に入り、時の名僧・春林周藤と画僧・周文に師事したといわれる。本作品は生涯の保護者であった大内家に献上されたものと伝えられ、雪舟芸術の中でも最高傑作といわれる水墨画である。全長約16メートルにも及ぶ本画巻は、壮大なる中国大陸の大自然と日本各地を踏破して学んだ経験により、楼閣・塔・人物などは中国風に、それらを包容する四季の移り変わりは日本風に表現し、日本の持つ自然美を描いたものである。