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建仁寺方丈障壁画 山水図襖

さんすいずふすま

海北友松

建仁寺方丈障壁画 山水図襖 展示の様子

建仁寺方丈障壁画 山水図襖

さんすいずふすま

高精細複製品

材質
和紙に印刷
制作
綴プロジェクト
第5期 2011-2012年
第6期 2012-2013年
寄贈先
大本山 建仁寺

原本

指定
重要文化財
作者
海北友松(かいほうゆうしょう)
時代
安土桃山時代 16世紀
材質
紙本墨画
員数
襖八面
寸法
東側四面 各 縦199.0 × 横187.0 cm
北側四面 各 縦198.0 × 横138.0 cm
所蔵
大本山 建仁寺

解説

近世初期の建仁寺復興にからんで海北友松が制作した建仁寺方丈障壁画五十面のうち檀那の間を飾る八面の襖絵。
東側の四面は、水景と楼閣滝の場面。北側の四面は、楼閣・水景・滝の場面が描かれている。
本作『山水図』は、建仁寺大方丈の各部屋に見られる室中の間の袋人物をはじめとした、『雲龍図』(礼の間)、『花鳥図』(書院の間)、『琴棋書画図』(衣鉢の間)と絵画の内容がはっきりと描かれている点で異なり、玉潤に学んだとされる溌墨草体(墨のにじみ、かすれで表現)で淡墨を基調に濃墨の巧みなアクセントが入れられ、大きな余白も実に効果的で、友松様に昇華された画風がみられる作品である。

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『文藝春秋』2019年7月号

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。