WORKS
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四季花木草花下絵山水図押絵貼屏風

しきかぼくそうかしたえさんすいずおしえばりびょうぶ

狩野元信

四季花木草花下絵山水図押絵貼屏風 展示の様子

四季花木草花下絵山水図押絵貼屏風

しきかぼくそうかしたえさんすいずおしえばりびょうぶ

高精細複製品

材質
和紙に印刷・金箔貼付(表)
絹本に印刷(裏)
制作
綴プロジェクト 第16期 2023-2024年
寄贈先
九州国立博物館(国立文化財機構)

原本

作者
狩野元信(かのうもとのぶ)
時代
室町時代 16世紀
材質
紙本金地着色/絹本墨画
員数
六曲一双
寸法
各隻 縦156.4 × 横355.6cm
(絹本部分 各面 縦81.5 × 横45.3cm)
所蔵
スミソニアン国立アジア美術館

解説

狩野元信の全作品の中で唯一無二のもの。元信は狩野派で初めて唐絵と大和絵を融合させた絵師として知られ、この屏風はその先駆的な偉業を垣間見ることができる。絹本に描かれた中国風の水墨山水、金地には鮮やかな和風の花が描かれており、いずれも元信の作。16世紀の藩邸の豪華絢爛な床の間に飾られた絵画を思わせる。

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。