WORKS
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四季花鳥図屏風

しきかちょうずびょうぶ

伝 雪舟

四季花鳥図屏風 展示の様子

四季花鳥図屏風

しきかちょうずびょうぶ

高精細複製品

材質
和紙に印刷
制作
ぶんかつ共同研究プロジェクト 2020年
所蔵
東京国立博物館

原本

指定
重要文化財
作者
伝 雪舟(でん せっしゅう)
時代
室町時代 15世紀
材質
紙本着色
員数
六曲一双
寸法
縦151.0 × 横351.8 cm
所蔵
東京国立博物館

解説

室町時代の禅僧画家、雪舟は山水画で有名だが、花鳥画も描いていた。本図は動物と植物が実物に近い大きさで描かれていて、たいへん迫力がある。また、樹木は所狭しと伸びて強い生命力を感じさせる。この作品は雪舟筆と伝える花鳥図屏風の遺品として貴重である。
向かって右から左へ、春夏秋冬の風景が描かれ、そのなかにさまざまな鳥が遊んでいます。  この絵の特徴は、なにより鳥たちの迫力でしょうか。首をあげ、鳴き声をあげる鶴や、空から舞い降りてきた鴨は、ほぼ実物大に描かれ、重量感をもって、見るものに迫ってくるようです。  その秘密は、背景の描き方にもあります。左の屏風を見てください。画面左端に山が重なり合うように描かれ、遠くの山から流れてきた水は、やがて穏やかな流れとなって右手前に至ります。このような山水画の技法が、背景の空間に奥行きを感じさせ、そこに鳥がいるかのようなインパクトを生んでいるのです。  また、隙間なく枝や葉を伸ばす植物にも強い生命力を感じます。それが複雑にからまりあうなかに鳥が描かれているのも雪舟の花鳥図の特徴です。よく見ると、意外なところにも鳥が隠れています。  そこで、クイズです。この絵の中には何羽の鳥が描かれているでしょうか。 答え:右隻 8羽 左隻 5羽

— Colbase解説より

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キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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