WORKS
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天球院方丈障壁画 竹に虎図襖

たけにとらずふすま

狩野山楽・山雪

天球院方丈障壁画 竹に虎図襖 展示の様子

天球院方丈障壁画 竹に虎図襖

たけにとらずふすま

高精細複製品

材質
和紙に印刷・金箔貼付
制作
綴プロジェクト
第6期 2012-2013年
第7期 2013-2014年
第8期 2014-2015年
第9期 2015-2016年
寄贈先
臨済宗妙心寺派 天球院

原本

指定
重要文化財
作者
狩野山楽・山雪(かのうさんらく・さんせつ)
時代
江戸時代 17世紀
材質
紙本金地着色
員数
襖二十面
寸法
東側四面 各 縦190.0 × 横141.7 cm
西側四面 各 縦189.5 × 横141.2 cm
南側四面 各 縦178.8 × 横83.6 cm
室中北側中央部四面を除く四面 各 縦184.8 × 横94.8 cm
室中北側中央部四面 各 縦184.8 × 横66.7 cm
所蔵
臨済宗妙心寺派 天球院

解説

妙心寺塔頭である天球院は織田信長、豊臣秀吉に仕えた池田信輝の第三女、天球院によって建立された。その方丈に描かれる障壁画は創建時のものであり、歴史また美術史上きわめて重要な作品とされている。本作品は方丈障壁画および杉戸絵152面の内、仏事が執り行われる室中に描かれる「竹に虎図」である。室中の周囲、全二十面の「竹に虎図」には様々な虎の表情が描かれている。上方を見上げ咆哮する虎、また一方で親のしっぽにじゃれつく子どもたち。絶妙な配置で描かれる青々とした竹やたけのこも目を引き付ける。

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『文藝春秋』2017年12月号

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。