上:綴プロジェクトにより制作された高精細複製品の画像を使用しております。これら画像の無断複写・複製・転載を禁じます。
下:綴プロジェクトで撮影した画像を使用しております。これら画像の無断複写・複製・転載を禁じます。
唐船・南蛮船図屏風
とうせん・なんばんせんずびょうぶ
高精細複製品
- 材質
- 和紙に印刷・金箔貼付
- 制作
- 綴プロジェクト 第13期 2019-2020年
- 寄贈先
- 九州国立博物館(国立文化財機構)
原本
- 指定
- 重要文化財
- 作者
- 狩野孝信(かのうたかのぶ)
- 時代
- 安土桃山~江戸時代 17世紀
- 材質
- 紙本金地着色
- 員数
- 六曲一双
- 寸法
- 各隻 縦155.6 × 横361.0 cm
- 所蔵
- 九州国立博物館
解説
新発見の南蛮屏風の優品。日本に到着した黒い南蛮船と、南蛮寺に向かうカピタン・モールの一行を描く右隻は、いわゆる南蛮屏風の定型的な表現をとっているが、左隻に白い唐船が入港する中国の港町を描くことはとても珍しく、本図の特徴の一つとなる。 その画面は、モチーフを細部まで丁寧に描き込みながら、かつ全体を調和させる描写力が見所。描いたのは狩野派正系の画家、おそらくは狩野孝信(1571〜1618)の手により慶長年間(1596〜1614)に制作されたと考えられる。
— Colbase解説より