WORKS
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天球院方丈障壁画 梅・柳に遊禽図襖

うめやなぎにゆうきんずふすま

狩野山楽・山雪

天球院方丈障壁画 梅・柳に遊禽図襖 展示の様子

天球院方丈障壁画 梅・柳に遊禽図襖

うめやなぎにゆうきんずふすま

高精細複製品

材質
和紙に印刷・金箔貼付
制作
綴プロジェクト
第7期 2013-2014年
第9期 2015-2016年
寄贈先
臨済宗妙心寺派 天球院

原本

指定
重要文化財
作者
狩野山楽・山雪(かのうさんらく・さんせつ)
時代
江戸時代 17世紀
材質
紙本金地着色
員数
襖十八面
寸法
北側四面 各 縦184.2 × 横93.9 cm
東側四面 各 縦189.5 × 横141.2 cm
南側四面 各 縦178.8 × 横87.4 cm
西側六面 各 縦178.8 × 横83.8 cm
所蔵
臨済宗妙心寺派 天球院

解説

天球院上間二の間は、梅に山鳥や雉などを描く襖八面と柳や白鷺を主とする舞良戸十面の計十八面で構成され、全体で春と冬、二つの季節が表現されていることがわかる。 特に注目すべきは天球院方丈障壁画のうち最も著名な「梅花遊禽図襖」(北側四面)であろう。上下に蛇行する梅の幹は、旧天祥院障壁画で現在アメリカ・メトロポリタン美術館に所蔵される山雪晩年の傑作、「老梅図襖」を予告するかのような構図となっており大変興味深い。

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『文藝春秋』2018年2月号

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綴プロジェクト作品ができるまで

キヤノン先進のデジタルイメージング技術と京都の伝統工芸の匠の技の融合により、オリジナルの文化財に限りなく忠実に再現される高精細複製品。その制作プロセスについて紹介します。

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綴プロジェクトとは

綴プロジェクトの意義や想い、国宝や重文に指定された貴重な文化財や海外に渡った日本美術の高精細複製品の活用について紹介します。