キヤノンは、工場の生産現場における自動化(Factory Automation、以下「FA」)に貢献する、異常監視・録画ソフトウエア“Monitoring Edition”および画像処理ソフトウエア“Vision Edition”の2種類の製造現場向けソフトウエアと、産業用カメラ“N10-W02”を2018年3月上旬より順次発売します。
キヤノンのFAソリューション(イメージ)
新製品のソフトウエアをシーメンス社製産業用PC「SIMATIC IPC」にインストールし、顧客のニーズに応じてキヤノン製のネットワークカメラや新製品の産業用カメラ“N10-W02”と組み合わせることで、さまざまなFAソリューションを構築できます。
マイルストーンシステムズ社のビデオ管理ソフトウエア「XProtect®」に、生産設備の制御を担うPLC※1との通信ができる機能を組み込み、ネットワークカメラ※2で撮影された問題発生時の映像を切り出して外付けHDDなどに自動録画できるソフトウエアです。見たい映像を容易に抽出でき、生産設備の早期復旧に貢献します。
キヤノン製のネットワークカメラ※3や産業用カメラ“N10-W02”と画像処理技術を組み合わせ、バーコードの読み取り作業や、資材配置の点検などを可能にするソフトウエアです。株式会社デンソーウェーブ製の小型アームロボット「COBOTTA」と“N10-W02”を連動させることでピック・アンド・プレース※4の作業を行うこともでき、工場の単純作業の自動化に貢献します。
AF(オートフォーカス)・AE(自動露出)を搭載したレンズ一体型の産業用カメラです。
製品名 | 発売日 |
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Monitoring Edition | 2018年4月下旬 |
Vision Edition | 2018年3月上旬 |
N10-W02 |