キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2018年度(第41回公募)の募集を4月18日(水)より開始します。本年も海外から審査員を招へいし、グローバルな写真コンテストを推進しています。
7名の審査員(昨年度の優秀賞選出審査会にて)
昨年度の優秀賞受賞者7組8名
公募は4月18日(水)から6月6日(水)まで行い、7月に開催予定の「優秀賞選出審査会」において優秀賞7名(組)と佳作14名(組)を選出します。その後、11月に開催予定の「グランプリ選出公開審査会」において優秀賞受賞者の中からグランプリ1名(組)を選出します。
グランプリ受賞者には、奨励金100万円と副賞のキヤノン製品のほか、特典として次年度の受賞作品展における個展開催の権利などを授与します。また、優秀賞と佳作の受賞者には奨励金と本年度の受賞作品展への出展などの権利を授与し、受賞者の今後の創作活動を奨励します。
「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクトで、1991年にスタートし、今年で28年目を迎えます。
2015年の創設25年を機に、オンラインによるデジタル作品(静止画・動画)の公募を開始しました。さらに本年度は、オランダの写真と映像の祭典Unseenのアーティスティック・ディレクターであるエミリア・ヴァン・リンデン氏やサンフランシスコ現代美術館(SFMoMA)の名誉キュレーターであるサンドラ・フィリップス氏など7名の審査員を迎え、現代アートシーンで活躍するような写真家・映像作家を発掘するグローバルな写真コンテストを推進しています。
キヤノンでは受賞作品展の開催や受賞作品集の制作、ホームページでの情報発信など、受賞者の育成・支援活動を総合的に行うことで、次世代の写真表現を切り開く新しい才能を発掘し、写真界に新風を吹き込む活動を展開しています。これまでの応募者総数は27,406名(組)に上り、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として認知されています。
応募費用は無料です。郵送費用については応募者負担となります。
作品を提出する前に、「写真新世紀」ホームページから申し込みをする必要があります。
受付期間:2018年4月18日(水)10:00~2018年6月6日(水)23:59(日本時間)
グランプリ | 1名 (組) |
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優 秀 賞 | 7名 (組) |
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佳 作 | 14名 (組) |
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エミリア・ヴァン・リンデン氏(Unseen アーティスティック・ディレクター)、サンドラ・フィリップス氏(SFMoMA名誉キュレーター)、さわ ひらき氏(美術家)、澤田 知子氏(アーティスト)、安村 崇氏(写真家)ほか2名
7月に開催予定の「優秀賞選出審査会」において、全ての応募作品の中から各審査員が優秀賞を1名(組)ずつ計7名(組)、佳作を2名(組)ずつ計14名(組)選出します。グランプリは、11月に東京都写真美術館で開催予定の受賞作品展「写真新世紀展2018」の期間中に行われる「グランプリ選出公開審査会」において、優秀賞受賞者7名(組)の中から1名(組)を選出します。
優秀賞、佳作受賞者には7月末日までに事務局より直接連絡します。また、8月初旬までに「写真新世紀」ホームページ上でも発表予定です。なお、審査結果に関するお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。
グランプリ受賞作品
『17 toner hvitt』(動画作品)より
global.canon/ja/newcosmos/gallery/2017/index.html
グランプリ受賞者 トロン・アンステン氏(右)/ベンヤミン・ブライトコプフ氏(左)