- 概要
| 発売年月 | 2024年(令和6年)10月 |
| 発売時価格 | オープン価格 |
| 主な仕様 | PDFが開きます(555KB)![]() |
◼ RFマウント採用でデジタルシネマカメラとの通信機能を拡充した“CN7×17 KAS T/R1”
RFマウントの通信プロトコルに対応し、「EOS C400」(2024年9月発売)と「EOS C70」(2020年11月発売)、「EOS R5 C」(2022年3月発売)と組み合わせることで※1、従来製品同様、倍率色収差補正・周辺光量補正・デュアルピクセルフォーカスガイドがカメラ側で行えるほか、新たに歪曲収差補正にも対応。また、バーチャルプロダクションに適したレンズメタデータが新たに出力可能となり、「EOS C400」と組み合わせて使うことで、リアルタイムおよびポストプロダクションにおいて高精度なCG合成処理をサポート。
◼ 新デジタルドライブユニット「e-Xs V」搭載で運用性と機能性を向上
新デジタルドライブユニット「e-Xs V」を「CINE-SERVOレンズ※2」として初搭載。フォーカスとアイリスの高速化により、スポーツ中継などで素早く動く被写体を撮影する際にもカメラオペレーターが意図した通りの撮影が可能。また、フォーカス時に生じる画角変動に対して、光学設計による抑制に加えて、ズームと連動して精密に自動補正するフォーカスブリージング補正機能を搭載している。さらに、汎用性の高いUSB Type-C端子の搭載により、USBメモリーからのレンズ設定データの読み取り/書き込みや、ユーザー自身によるファームウエアの更新ができる。
◼ 放送・シネマ両撮影スタイルで快適な撮影が可能
デジタルドライブユニットを活用してサーボ操作を行う放送スタイルでの運用だけでなく、フルマニュアルでの操作を主としたシネマスタイル撮影にも適した機能やデザインを備えている。また、放送用カメラシステムの通信規格である「12pinシリアル通信」と、”CN7×17 KAS T/P1”では映像制作業界で広く採用されているCooke社の「/i Technology」に加えて、ZEISS社の「eXtended Data※3」に対応。撮影時のさまざまなレンズ情報をマウント経由でリアルタイムに外部出力できることで、撮影および編集の効率化を図った。
※1 「EOS R5 C」は「VIDEOモード」時のみの性能保証。
※2 大判センサーを搭載したカメラに対応するドライブユニットを標準装備したレンズの総称。
※3 「マウントアダプター PL-RF」を用いて装着した場合は非対応。

