- 主な仕様
発売年月 | 1976年(昭和51年)7月 |
発売時価格 | 415,000円 |
レンズ構成(群) | 5 |
レンズ構成(枚) | 6 |
絞り羽根枚数 | 9 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離(m) | 14 |
最大撮影倍率(倍) | 0.057 |
フィルター径(mm) | 48 |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 149 x 567 |
質 量(g) | 4,300 |
FD400mm F4.5 S.S.C.(1975年10月発売)に続く、新しいタイプの小型・軽量・大口径超望遠レンズで、望遠レンズは大きくて重いというイメージを一新した画期的なレンズである。モントリオール・オリンピックの報道取材用として開発された。
光学系の後群レンズのみを前後させてピント合わせを行うキヤノン独自のリア・フォーカス方式の採用により、大口径の超望遠にも関わらず小型・軽量にまと められ、さらに、軽くてスムーズなピント合わせ、フォーカスしてもレンズの全長が変わらず、保持上のバランスがよいなど、すぐれた操作性を備えている。
また、光学系にまったく新しい光学設計技術の導入による理想的なパワー配置と適切な硝材の選択により、レンズの各収差を良好に補正、近距離から遠距離までのあらゆる領域において全画面均一の高い描写性能を実現する。