- 概要
- 主な仕様
発売年月 | 1988年(昭和63年)10月 |
発売時価格 | 92,000円(EF35-70mm F3.5-4.5A付き) 62,000円(ボディ) |
フィルム装填と同時に、フィルムを全て巻き上げてしまい、撮影のつど、空のパトローネ内に巻き込むプリワインド式(万が一背蓋を不用意に開けても、撮影済フィルムは助かる)、キヤノン初のペンタ部内蔵スピードライト式一眼レフ。
内蔵式スピードライトは、逆光や低輝度の撮影条件になると自動的にポップアップして充電を開始し、撮影後は自動的に元のペンタ内へ戻るオートリトラクタブル(自動開閉式)を採用していた。
AFモードは、合焦でシャッターがレリーズされるワンショット式、測光露出制御はTTL開放インテリジェントプログラム式AEと深度優先AE、感度分布の特性はEOS650以来好評の6分割評価測光であった。
型式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式プログラムAE・AF一眼レフカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
標準レンズ | EF35-70mm F3.5-4.5A |
マウント | EFマウント |
AF方式 | TTL位相差検出方式(ズレ検出)、AFモードはワンショット式 、AF検出範囲はEV1~18(ISO 100) |
シャッター | 縦走行電子制御フォーカルプレーン・1/2000~2秒、X=1/125秒(ホットシュー式)、電子制御セルフタイマー内蔵(電子音作動報知) |
ファインダー | ペンタ固定アイレベル式、倍率0.8倍、視野率92%、全面ニューレーザーマット |
ファインダー情報 | AF測距用マーク、合焦、Pマーク、スピードライト充電完了、手振れ警告など |
測光・露出制御 | 複合型SPC素子使用、TTL開放測光インテリジェントプログラムAE/深度優先AE、測光感度分布特性=画面6分割評価測光、測光連動範囲はEV0~20(ISO 100:F1.4)、フィルム使用感度域はISO 25~3200 |
内蔵スピードライト | ペンタ部内蔵オートリトラクタブル(自動開閉)式、フィルム面反射測光によるTTL自動調光制御(逆 光・低輝度自動検知自動発光)、ガイドナンバー12(ISO 100・m) |
使用電源 | 6Vのリチウム電池2CR5型1個 |
フィルム装填・給送 | フィルム位置合わせ、裏蓋閉じで自動的に全フィルム量を巻き上げ・自動停止、撮影ごとに内蔵モーターによってパトローネ内にフィルムを送り込むプリワインド式、巻き上げ速度は1.2コマ/秒 |
フィルム巻き戻し | 全フィルムを撮影後リーダー部を巻き込み自動停止 |
大きさと質量 | 149×102×71mm、620g(ボディ) |