フィルムカメラ

35mmレンズシャッター式カメラ

LA 10

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1993年(平成5年)11月
発売時価格 海外専用モデルにつき国内価格無し

主たる販売を中南米とオーストラリア市場とした低価格の戦略機種で、レンズは35mm F4.5、ピント合わせ不要の固定焦点式、シャッターはメカニカル制御による1/125秒の1速式であった。
EE機構も簡略仕様で、CdS素子による測光露出制御は一般の定常光下ではISO100/200フィルム使用時にはf/8固定、ISO400フィルム使用時にはf/16固定、内蔵スピードライトによるフラッシュ撮影時にはf/4.5固定で作動した。フィルム装填は空送り機構付きの手動式、巻き上げ・巻き戻しも手動式が採用されていた。

型式 35mmレンズシャッター式固定焦点カメラ
画面サイズ 24×36mm
焦点調節 なし、固定焦点式
レンズ 35mm F4.5(3群3枚構成)
シャッター ビハインド式メカニカルシャッター1/125秒(1速固定式)、セルフタイマーはなし
ファインダー 逆ガリレオ式ファインダー、倍率約0.5倍、視野率80%以上
視野右に低輝度警告赤色LED付き
EE機構 CdS素子使用、完全自動簡易プログラム式EE、フィルム感度使用域=ISO100/200、400の2段階マニュアル選択式制御範囲=設定ISO感度と撮影モードスイッチ操作により100/200の場合は、定常光=1/125秒・F8、スピードライト撮影=1/125秒・F4.5。400の場合は、定常光=1/125秒・F16、スピードライト撮影=1/125秒・F4.5で制御される
内蔵スピードライト ガイドナンバー10(ISO100・m)、強制発光/発光停止のON/OFFスイッチあり制御機能はフラッシュオート式=ISO100/200時は連動距離範囲が1.5~3.7m、ISO400時は連動距離範囲が1.5~7.4mになる充電時間は約7秒
使用電源 1.5Vの単3型電池2本
フィルム装填・給送 巻き取りスプールにリーダー部を差し込む手動式、背面部のダイアル回転による手動巻き上げ
フィルムカウンター 順算式
フィルム巻き戻し カメラ上部に位置する巻き戻しクランクによる回転操作式(スプロケット解除ボタンあり)
大きさと質量 124×70×50mm 170g