フィルムカメラ

35mmレンズシャッター式カメラ

キヤノネットS

Canonet S

Canonet S

  • 日本名称
  • 北米名称
  • 欧州名称 / アジア名称 / オセアニア名称
  • 概要
  • 主な仕様
発売年月 1964年(昭和39年)10月
発売時価格 22,800円
1,800円(ケース)

キヤノン初のレンズの自動設計技術によって誕生した、SE45mm F1.7(4群6枚構成レンズ)を採用したキヤノネットの発展型後継機種。
底部トリガーによる巻き上げ方式を、上部回転レバー式とし、露出計の測光素子をセレン光電池からCdSに置き換え、低照度側の測光限界を2.5EV拡大した。翌年、早くもQLシリーズへと取って変わった結果、短命な機種になってしまった。

型式 35mmレンズシャッター式距離計連動・シャッタースピード優先式EEカメラ
画面サイズ 24×36mm
標準レンズ SE45mm F1.7 (5群6枚構成)
シャッター コパルSV、1/500~1秒、B、セルフタイマー内蔵、シンクロ接点はMX切り替え式ドイツ型ソケット式
ファインダー 二重像合致式連動距離計と逆ガリレオ式ビューファインダーを光路内に一体化した一眼式、ブライトフレーム式パララックス自動補正トリミング・マークファインダー、倍率0.7倍、視野下部にF1.7~F16までの絞り目盛りとメーター指針のある適正露出窓/連動範囲外警告
露出計とEE機構 CdS式、クシ歯制御式シャッタースピード優先式EE、測光連動範囲=EV2.5~19(ISO100)、フィルム感度使用域=ISO 25~800、AUTO(EE)解除によるマニュアル露出可能
使用電源 1.3VのHP型水銀電池1個
フィルム装填・給送 裏蓋開閉スプール差し込み式、上部レバー120度回転1作動式
フィルムカウンター 裏蓋開放に連動して自動復帰する順算式
フィルム巻き戻し 上部回転クランク式
大きさと質量 140×78×37mm、750g