- 主な仕様
- 構成図
発売年月 | 2018年(平成30年)12月 |
発売時価格 | 420,000円 |
レンズ構成(群) | 13 |
レンズ構成(枚) | 19 |
絞り羽根枚数 | 9 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離(m) | 0.39 |
最大撮影倍率(倍) | 0.18 |
フィルター径(mm) | 95 |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 103.8×139.8 |
質 量(g) | 約1,430g |
1. 卓越した高画質を実現した開放F値2の大口径標準ズームレンズ
・研削非球面レンズ2枚、ガラスモールド非球面レンズ2枚、スーパーUDレンズ1枚、UDレンズ2枚の特殊光学材料を含む13群19枚のレンズ構成で、ズーム全域で開放F値2を実現。28mmから70mmまでの幅広い焦点距離で卓越した高画質を達成。
・RFマウントの採用により、従来のEFレンズシリーズでは実用化が困難だったズーム全域で開放F値2の大口径標準ズームレンズを開発。露出の設定や調整がしやすく、プロやハイアマチュア層から根強いニーズがあるズーム全域で開放F値が一定のレンズとして、ユーザーの撮影領域の拡大に貢献。
・ショートバックフォーカスと大口径マウントにより、センサー面近くに大口径レンズを配置でき、周辺画質のさらなる向上に寄与。
・絞り開放(F値2)時、EF24-70mm F2.8L II USM(2012年9月発売)の絞り開放(F値2.8)時と同等以上の高画質を実現。
・ズームレンズながら、単焦点レンズに迫る描写性能を実現。従来、単焦点レンズが必要だったシーンにおいても、焦点距離28mmから70mmをカバーするため、1本で対応可能。
2.特殊コーティングを2種類採用することによりさらなる高画質を実現
・キヤノン独自の特殊コーティング「SWC(Subwavelength Structure Coating)」と「ASC(Air Sphere Coating)」の2種類を採用。キヤノン独自の技術を惜しみなく採用し、レンズ内の光の反射が撮影画像に入り込んでしまうフレアやゴーストなどの現象を低減し、さらなる高画質を実現。
・特殊コーティング「SWC」は、レンズの表面に可視光の波長よりも小さいナノサイズのくさび状の構造物を無数に並べることで、光の反射を抑制。
・特殊コーティング「ASC」は、レンズ表面に蒸着する膜の上に、二酸化ケイ素と空気を含んだ膜を成形することで光の反射を抑制。光学ガラスより屈折率の低い空気をコーティング内に一定の割合で含ませることで超低屈折率膜を形成。大幅な反射防止効果を実現。
非球面レンズ UDレンズ
SWC ASC