映像体験イベント「ヨルZEN（禅）」

京都・建仁寺にて「風神雷神図屏風」の高精細複製品にプロジェクションマッピングを実施

2022年10月15日～10月30日まで、京都府の臨済宗大本山 建仁寺（以下「建仁寺」）において、映像体験イベント「ヨルZEN（禅）-自然と共生する日本-」（以下「ヨルZEN」）を開催しました。

本イベントは、貴重な文化財とキヤノンのイメージング技術の融合により新たな映像体験を提供するもので、プロジェクションマッピング（映像投影）、MR（複合現実）、AR（拡張現実）、これら3つの映像テクノロジーによって文化財の新しい鑑賞方法を実現しました。

その中でも、プロジェクションマッピングでは、綴プロジェクトで建仁寺に奉納した国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製品へ映像を投影。「風神が種を運び、雷神が雨を呼び、五穀豊穣がもたらされる」というひとつの作品解釈を迫力のある映像と立体音響とともに、お楽しみいただきました。

その他、MRシステムを使用した枯山水「大雄苑（だいおうえん）」での体験型コンテンツや建仁寺法堂（はっとう）の天井画「双龍図」を、ARで視聴できるコンテンツを展示。MR映像によって表現される禅の世界観やAR映像により作品に込められたメッセージを深く味わうことができました。