- 概要
- 主な仕様
| 発売年月 | 1965年(昭和40年)6月 |
| 発売時価格 | 27,000円 |
スーパー8の基本構想である「誰でも容易に使えるホームムービー」をコンセプトに、前年12月発売の「ズーム518スーパー8」と同時開発された兄弟機で、レンズ倍率が3倍のモデルである。レンズは新規設計で、ズーム518が備えるファインダー内のプリズムスクリーン距離計を省略した代わりに、レンズ鏡筒に「ゾーンフォーカスマーク」を備え、簡易距離設定を可能としている。
クローム調の金属を皮シボ調のプラスチックが両側面からはさむ、という新感覚デザインがスリムなボディとあいまって、両モデルともロングセラーとなった。付属品として、新感覚の折りたたみグリップが用意された。
| 型式 | スーパー8方式 8ミリシネカメラ | |
| 画面サイズ | 4.2×5.7mm (映写画面 4×5.4mm) | |
| 使用フィルム | スーパー8 カートリッジフィルム | |
| レンズ | 焦点距離 / 明るさ | 10~30mm F1.8 (10群12枚構成/内稀元素ガラス7枚) |
| ズーム比 | 3倍 | |
| フォーカシング | 手動(前玉回転による目測式)/ゾーンフォーカスマークあり 1.2m~∞ | |
| ズーミング | 手動 | |
| フィルターねじ径 | 48mm | |
| ファインダー | 型式 | 一眼正像レフレックス式 4コのプリズムと8群12枚のレンズ構成 |
| 距離計 | プリズムスクリーン距離計 | |
| 視度調節 | -3~+1ジオプター | |
| ファインダー内情報 | 絞り数値、メーター指針、高低輝度警告マーク | |
| 露出計 | 方式 | TTL方式 高感度CdSメーター内蔵 |
| 測光範囲 | ISO160 F1.8 18コマ~ISO16 F16 18コマ | |
| 使用フィルム感度 | ISO感度自動セット式 デイライトタイプ:ISO16~100 タングステンタイプ:ISO25~160 |
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| CCAフィルター | 内蔵式、デイライトフィルム使用の場合は自動的に取り除かれ、タングステンフィルム使用時にはトリガーグリップによる手動切り換え | |
| 電源 | 1.3V 水銀電池2コ使用 | |
| フィルム駆動 | 方式 | モーター駆動 |
| コマスピード | 18コマ/秒 | |
| 電源 | 1.5V単3乾電池 3本使用(フィルム送り本数は不明) | |
| フィルムカウンター | 順算自動復帰指針式 | |
| フィルムインジケーター | 装填したフィルムタイプがひと目でわかる大型窓式 | |
| バッテリーチェッカー | フィルム駆動用電源のバッテリー容量が確実にチェックできるミニメーター式 | |
| シャッター | 開角度 | 160゜ |
| リモートコントロール | リモートスイッチにより可能 | |
| その他 | ボディ色は茶色、テレコンバーター使用不可 | |
| 大きさ(幅×高さ×奥行) | 55×101×199mm | |
| 質量 | 860g(本体のみ) | |
