技術系社員紹介

知的財産法務本部

特許技術

蒲田 歩美カバタ アユミ

2007年入社

次々と生まれる新しい技術に触れられる

入社以来、主に次世代医療機器の特許の出願および特許権の取得に関する仕事を担当しています。担当している開発部門は、大学との共同開発を行っているため、月に1、2回は大学に行き、キヤノンの開発者だけでなく、大学の先生方から直接アイデアをうかがうこともあります。また、「特許技術職」の場合、自分の専門とは異なる分野を扱うことが多くあります。技術は次々と新しいものが生まれてくるため、みんなが常に勉強しています。最初はたいへんかもしれませんが、長い目で見ると、多様な技術に触れ貴重な経験を得られる、とても恵まれた環境であると思います。何よりも、新しいことを知るというのは楽しいものです。

理系のバックグラウンドを生かしつつ広い視点をもって働ける

就職活動中は、漠然とビジネスに直結するような仕事がしたいと思っていました。できるだけ多くの分野を知りたかったため、メーカーに限らずさまざまな職種の説明会に足を運びました。そんな中、キヤノンの採用セミナーに参加した際に、「特許技術職」についての説明を聞きました。今思えば自分でもびっくりするほど単純ですが、このときに聞いた説明で、キヤノンで特許技術職につきたいという気持ちが沸き上がってきました。理系のバックグラウンドを生かしつつ広い視点をもって働ける仕事、まさにこれが自分のやりたい仕事だと思いました。この仕事のやりがい、たいへんさ、面白さを想像して、ウキウキしたのを覚えています。配属された当初は、今まで聞いたこともない技術用語や理論だらけで四苦八苦した記憶がありますが、開発部門のメンバーや先輩に教わったり、自分で勉強したりしながら、少しずつ知識を習得しました。今でもそれは変わりません。そうして積み上げた知識をもとに、重要案件の中でも特許権の取得が難しいと思われていた件を、頭をひねりながら論旨を構築し、特許査定までもっていったときの達成感は非常に大きいです。

貢献できることに喜びを感じる

以前、キヤノンがある会社との連携を検討している際に、相手方の資産価値の一つである「特許」の価値を評価する仕事を担当したことがありました。その際に、仕事のスピードがどれだけ重要であるかを痛感しました。また日常的にも、他社の出願動向を注視していると、自社他社ともに本当にわずかな日数差で同じようなアイデアが出願されていることがあります。知的財産部門の仕事はビジネスに直結しているので、品質を維持しながらいかにスピードを上げていくのか、この点を最も意識しています。自分が担当した案件が将来的にキヤノンの利益に貢献できるのではないかと感じられたり、開発部門のメンバーに喜んでもらえたりしたときは、この仕事をやっていてよかったと強く感じます。

強固な特許網の構築に向けて

現在の目標は、次世代医療機器が世界で初めて製品化されるときに備え、他社の参入障壁となるような強固な特許網を構築することです。そのために、開発部門と協力しながら、有用な技術の特許を数多く、かつ世界各国で取得していきたいと考えています。また、将来的には、訴訟やライセンス交渉などの特許活用の仕事にも関わりたいと思っています。キヤノンという会社は、昔から知的財産部門だけでなく開発部門にも「知的財産」を重視する風土が根付いており、知的財産戦略がとてもしっかりしている会社です。ビジネスに直結した仕事がしたいという方や、世界の大きなフィールドで活躍したいという方にはとても向いていると思います。また、若手であっても「やりたいです!」と手をあげれば、「よし、やってみろ!」と背中を押してもらえる雰囲気もあります。やる気があって努力をすれば、有意義な経験をたくさん積むことができる魅力的なところだと思います。「特許技術職」の仕事は、泥臭くてたいへんな面もありますが、奥が深く、とても面白い仕事です。ぜひ一緒に次世代技術の事業化を目指しましょう。

※ 個人情報保護の観点から、仮名を使用している社員もいます。
※ 取材時の所属のため、異動している社員もいます。