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創業以来大切にしていること。それは「使う人のためのデザイン」

キヤノンデザイン

お客さまの手や目に触れるあらゆる企業活動に寄り添い、高品質なデザイン、新しい価値を提案。
絶えず進化する技術や性能をわかりやすく、使いやすく提供していきます。

2019/05/30

使う人のためのデザイン

キヤノンの事業領域が、カメラ、プリンターといったコンシューマー製品から、医療機器、産業機器など専門性の高い分野に広がっています。それに伴って、デザインに求められる役割も、製品単体のデザインから、他の機器やウェブサービスとの連携など含めて考えていく必要が出てきています。このように領域や役割が大きく変化していく中でも、キヤノンが創業以来、変わらずに大切にしていることがあります。それは、「使う人のためのデザインを追求すること」です。

製品に搭載される技術や性能は絶えず進化しますが、それは分かりやすく、使いやすいものでなければなりません。
お客さまが製品やサービスを利用した時の体験は、その企業のブランドイメージに直接結びついていきます。技術や性能をわかりやすいものにすること、使いやすいものにすることもデザインの重要な役割の一つです。

お客さま視点のデザインアプローチ

使う人のためのデザインを考える上で不可欠なのが、お客さまへの理解を深めることです。
キヤノンでは、デザインを始める前に、実際に製品やサービスを利用するお客さまへのインタビューや利用環境の調査、行動観察などを行い、課題を発見していきます。
この課題解決のため、デザイナーと技術者が協業し、多面的な観点から課題を検討して、多くのアイデアを積み上げていきます。アイデアは、スケッチや製品のプロトタイプなど目で見て、手に触れることができる「カタチ」にしていき、アイデアがお客さまの課題を解決し、受け入れられるものであるかどうかを検証します。これらの一連のプロセスを繰り返すことで、お客さまにとっての理想像に近づけていくのです。
キヤノンデザインは、今後も見た目の美しさと使いやすさを融合させたデザインの追求により、ブランド価値向上に貢献していきます。

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技術者海外留学制度の活用

キヤノンでは、研究開発のグローバル化の一環として、1984年から毎年計画的に技術者を海外の大学に派遣する「技術者海外留学制度」を実施しています。
デザイン部門においても、この留学制度を利用して技術者を海外に派遣。留学先の経験を大いに生かしてデザイン開発を行っています。

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