唐獅子図屏風からじしずびょうぶ
作品データ
- 作者:
- 狩野永徳(かのうえいとく)(右隻)筆
狩野常信(かのうつねのぶ)(左隻)筆 - 時代:
- 桃山時代16世紀(右隻)
江戸時代17世紀(左隻) - 材質:
- 和紙に印刷・金箔貼付
- 員数:
- 六曲一双
- 寸法:
- 右隻:縦223.6 × 横451.8 cm
左隻:縦224.0 × 横453.5 cm
原本
- 収蔵:
- 皇居三の丸尚蔵館
- 材質:
- 紙本金地着色
解説
右隻は、狩野探幽による極書によって、桃山画壇の巨匠・狩野永徳の数少ない確証的な作品として名高い。岩間を闊歩する雌雄の堂々たる獅子の姿は、実に力強い筆法で描かれ、単純な図様ながら、その迫力、勇壮さには、本屏風が永徳自身の作品であることを疑う必要はない。左隻は、後に狩野常信が右隻の図様にあわせて制作したもので、今日は一双として伝わる。明治21(1888)年に毛利元徳より献上。解説:Colbaseより
公開情報
- 公開期間:
- 4月8日(月)〜6月30日(日)
- 公開場所:
- 東京国立博物館 本館特別3室
日本美術のとびら - URL:
- https://cpcp.nich.go.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=dtl&id=24
- 住所:
- 〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9