歴史館受賞歴から見る

1973年-1999年

1973-1999

  • 1973

    K-35 マクロズームレンズ K5×25米映画アカデミー賞:科学技術部門賞(日本初)

    キヤノンのもつ光学技術を駆使して完成したまったく新しい*映画用のズームレンズで

    • キヤノン独自のマクロ機構
    • 広角ズームレンズでありながら歪曲がほとんどない
    • ズームレンズでありながら単レンズをしのぐ性能
    • 良好なカラーバランス

    など、多くのすぐれた特徴をそなえているところから、映画に新しい画面効果をもたらす画期的なレンズとして、全米映画技術協会からも”EXCELLENT”の評価を受けた。

    * 1973年現在

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  • 1984

    フィルムカメラ

    T70ヨーロピアン アワーズ:ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー

    撮影意図をフルオートで忠実に反映できる多機能性と、従来のカメラのイメージを一新するまったく新しい操作方法、デザイン処理のざん新さ、価格面でのハイコストパフォーマンスなど、次世代のカメラを指向する先進性が高く評価された。

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  • 1989

    RC-251(日本:RC-250、北米:RC-251)ヨーロピアン アワーズ:ヨーロピアン イノ アワード*

    誰にでも簡単に電子写真が楽しめるように、高機能、小型・軽量、かつ低価格を実現し、従来の銀年フィルムを使用した35mmコンパクトカメラと同様の手軽さできれいなフルカラーの電子写真を撮影することができることが評価された。

    * ヨーロピアン アワーズの技術部門で、今回で3回目の開催。キヤノンは1987年の「EOSシステム」に続き連続受賞。(1988年は該当製品なし)

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  • 1992

    • フィルムカメラ

      EOS 100(日本:EOS100 QD、北米:EOS ELAN)
      EOS 1000FN QD(日本:EOS1000S QD、北米:EOS REBEL SII QD)
      静音化コンセプト、バリアングルプリズムヨーロピアン アワーズ:ヨーロピアン・イノベーション・オブ・ザ・イヤー*

      “ヨーロピアン・イノベーション・オブ・ザ・イヤー”は先進的・革新的な技術に対して与えられる賞で、“静音化コンセプト”に関してはEOS 100とEOS 1000FNに搭載されたフィルムの巻き上げ、巻き戻しなどの給送音を従来に比べて大幅に小さくしたサイレント機構と、超音波モーター(USM)搭載のレンズにより、静かな撮影環境を実現した点が、また“バリアングルプリズム”については、従来のビデオカメラがかかえていた画像のブレの問題を、光学的な補正だけで画質を劣化させることなく解決した点が、それぞれ高く評価された。

      * キヤノンのヨーロピアン・イノベーション・オブ・ザ・イヤー受賞は、1987年のUSM(超音波モーター)レンズ、1989年のスチルビデオカメラ RC-251(日本:RC-250、北米:RC-251)、1990年のオートボーイジェットに続いて4回目。

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    • E230(海外専用モデル)ヨーロピアン アワーズ:ヨーロピアン・ファミリー・カムコーダー・オブ・ザ・イヤー

      “ヨーロピアン・ファミリー・カムコーダー・オブ・ザ・イヤー”は、初・中級クラスの最も優れた家庭用ビデオカメラに贈られる賞で、E230は10倍ズームレンズや180º回転するグリップ一体のスポーツファインダーなどの優れた機能や使い勝手の良い操作性をもちながら、手頃な大きさ・価格を実現した点が評価された。

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  • 1993

    • フィルムカメラ

      EOS 5(日本:EOS5 QD、北米:EOS A2)ヨーロピアン アワーズ:ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー*

      選定の理由として、世界初の視線入力によるピント合わせと被写界深度確認機能によりプロおよびハイアマチュアユーザーに対して特に画期的なカメラであること、フィルム給送のサイレント化と優れたフォーカシング機能、そして美しいデザインのボディにフラッシュライトを内蔵したことが挙げられた。

      * ヨーロピアンアワーズの主要部門で、今回が12回目の開催。キヤノンは、1984年のT-70、1987年のEOS650、1990年のEOS 10に続いて4回目の受賞。

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    • レンズ

      EF35-350mm F3.5-5.6L USMTIPAヨーロピアン・フォト/ビデオアワード*:ベスト・レンズ・イン・ヨーロッパ

      選定の理由として、画期的なズーム比と高倍率ズームでありながら手持ち撮影も可能なコンパクトサイズを実現したこと、そして最も実用的な焦点距離の範囲を1本のレンズに集約したことが挙げられた。

      * 今回が3回目の開催。キヤノンは、前回のEOS 100(一眼レフカメラ部門)に続く2度目の受賞。

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    • UC2HiTIPAヨーロピアン・フォト/ビデオアワード*:ベスト・カムコーダー・イン・ヨーロッパヨーロピアン アワーズ:ヨーロピアン・ミニカムコーダー・オブ・ザ・イヤー

      TIPAヨーロピアン・フォト

      選定の理由にはデジタル画像信号処理による高画質をはじめ、焦点距離の幅広さ(電子テレコンにより最大24倍ズーム相当)、Hi-Fiステレオズームマイク、そして多機能でありながら、その機能設定状況が一目で確認できる大型液晶パネルの採用によりユーザーフレンドリーな商品にしたことが挙げられた。

      * 今回が3回目の開催。キヤノンは、前回のEOS 100(一眼レフカメラ部門)に続く2度目の受賞。

      ヨーロピアン アワーズ

      非常に小型でありながらもユニークなデジタル機能を搭載した多機能機であること、12倍の高倍率ズームとHi-Fiステレオズームマイク搭載により、特に写真関係や優れた想像力のある上級ユーザーにとって理想的なカムコーダーであることが選定理由として挙げられた。

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    • 視線入力自動焦点技術*1TIPAヨーロピアン・フォト/ビデオアワード*2:ベスト・デザイン/テクノロジー・イン・ヨーロッパ

      選定理由は、これまでのカメラの常識を破る新しい技術の方向を示し、人間と機械との間の壁を取り去ったことが挙げられた。

      *1 EOS 5(1992年11月発売)搭載の技術
      *2 今回が3回目の開催。キヤノンは、前回のEOS 100(一眼レフカメラ部門)に続く2度目の受賞。

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  • 1995

    • フィルムカメラ

      PRIMA SUPER28V(日本:オートボーイLUNA)ヨーロピアン・フォト・アワーズ:コンパクトカメラ・オブ・ザ・イヤー*

      優れたデザインはもとより、操作性のよさ、全域で45cmのマクロ撮影が可能な優れた2.5倍ズームレンズ、ベストショットダイアルの搭載などにより、様々な用途に対応したコンパクトカメラである点が評価された。

      * 今回で10回目の開催となるコンパクトカメラ部門の受賞は、第1回目(1986年)以来2度目。

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    • UC8Hi (海外専用モデル)ヨーロピアン・ビデオ・アワーズ:ファミリーカムコーダー・オブ・ザ・イヤー*

      選定の理由として、家庭用ビデオカメラとしてはこれまでになかった高画質とHiFiステレオサウンドを実現している点、本体背面のジョイパッド操作により、画面のどこにでもピントを合わせることができる独自の機能、光学20倍ズームレンズ(家庭用ビデオカメラとしては世界初)と光学式手ブレ補正などが挙げられ、特にコストパフォーマンスに非常に優れている点が高く評価された。

      * キヤノンの8ミリビデオカメラ部門受賞はビデオ部門設立の第1回(1992年)から4年連続。

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  • 1997

    • フィルムカメラ

      EOS IX(日本:EOS IX E、北米:EOS IX)ヨーロピアン・フォト・アワード:ヨーロピアン・APSカメラ・オブ・ザ・イヤー*1TIPAヨーロピアン・フォト/ビデオアワード:ベスト・APSプロダクト*2

      従来の一眼レフカメラのイメージを一新する斬新で高品位かつ軽量・コンパクトなデザイン、135フォーマットのAF一眼レフカメラ「EOSシリーズ」の豊富な交換レンズがそのまま使える互換性や10種類の露出制御方式などのすぐれた機能を搭載した画期的なカメラとして評価された。

      *1 1996年から新設されたヨーロピアン・フォト・アワードの部門賞。キヤノンは第1回目のIXUS(日本:IXY、北米:ELPH)に続き、2年連続の受賞。
      *2 キヤノンは第1回目のIXUS(日本:IXY、北米:ELPH)に続き、2年連続の受賞。

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    • レンズ

      EF300mm F4L IS USMTIPAヨーロピアン・フォト/ビデオアワード:ベスト・レンズ*

      L(Luxury)シリーズの一眼レフカメラ用交換レンズに初めて、撮影時の手ブレを防ぐ防振機能を内蔵することにより、ハイアマ・プロのユーザーに新しい撮影チャンスを与えるとともに、そのすぐれた防振性能による高い描写性が評価された。

      * レンズ部門での受賞は前回のEF75-300mm F4-5.6 IS USMに続き2年連続、通算3度目。

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  • 1998

    • XL1グッドデザイン賞*(情報部門):金賞

      受賞にあたり評価された点は以下の通り。

      • マイクやファインダーなどの各構成要素をマグネシウム合金のフレーム内にレイアウトした斬新なデザインで、全体の高剛性と外部からの対衝撃性に優れている
      • ヒップアップさせた本体下部にショルダーパッドを装着でき、本格的なショルダースタイルで、より安定した撮影を可能にしている
      • フレーム上部がキャリングハンドルとローアングル用のグリップとの兼用になっており、優れた機動性を備え、様々な撮影スタイルに対応している
      • 各操作部を機能別にグループ分けし、最適配置することにより、優れた操作性を実現している
      • 本体カラーにパールホワイトやレッドを使うことにより、カラーリングにおいても存在感を主張している

      * 1957年に「グッドデザイン選定制度」として創設され、1998年度から「グッドデザイン賞」へと継承。キヤノンは、1957年に35mmフォーカルプレーンシャッターカメラ「キヤノン L1」と8mmシネカメラ「キヤノン 8T」がグッドデザイン第1号選定商品となって以来、通算224点(1998年時点。今回の受賞分を含む)の選定を受けている。

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  • 1999

    • フィルムカメラ

      EOS 300(日本:EOS Kiss Ⅲ、北米:EOS REBEL 2000)ヨーロピアン・フォト・アワード:ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー*

      従来の普及型AF一眼レフカメラのイメージを一新する広視野7点測距AFや35分割評価測光などの先進のAF機能を搭載しながら、クラス最軽量を実現した画期的なカメラである点が高く評価された。

      * ヨーロピアン・フォト・アワードの部門賞の1つ。1984年のT70、1987年のEOS650、1990年のEOS10、1993年のEOS5に続いて5回目の受賞。

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    • フィルムカメラ

      EOS-3TIPAベスト・ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワード:ベスト・デザイン/テクノロジー*

      世界初の45点エリアAFや高速・高精度の視線入力など、最先端のAFシステムが高い評価を受けた。

      * TIPAベスト・ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワードの部門賞の1つ。キヤノンは、1993年の視線入力AFを搭載したEOS 5に続いて2回目の受賞。

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    • MV20/20i(日本:PV1、北米:ELURA)TIPAベスト・ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワード:ベストカムコーダー*

      DV方式によるパソコンとの親和性、プログレッシブスキャンCCDやシフト式光学手ブレ補正機構、光学12倍ズームの採用による優れた描写性能などが評価された。

      * TIPAベスト・ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワードにおけるビデオカメラ部門の賞。キヤノンは、1993年のUC2Hi、1995年のムービーボーイJ10に続いて3回目の受賞。

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