2016-2018
2016
-
EOS 5Ds/EOS 5Ds RTIPA アワード:BEST DSLR PROFESSIONAL/HIGH RES(べスト プロフェッショナル 高解像デジタル一眼レフカメラ)カメラグランプリ:カメラ記者クラブ賞iFデザインアワード:プロダクト分野
TIPA アワード
受賞理由:
- ローパスフィルター効果をキャンセルした有効画素数約5,060万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載し、フルサイズより大きいサイズの撮像センサーを搭載した中判デジタルカメラに匹敵する高解像を実現。
- 映像エンジンを2機搭載した「デュアルDIGIC 6」を採用し、約5,060万画素ながらも、5コマ/秒の優れた連写性能を実現。さらに、フルHD/30pの動画性能も実現。
- 「ミラー振動制御システム」や、カメラ内部の振動が収まった後にレリーズする機能を搭載。
- 液晶モニターはワイド3.2型、約104万ドットのクリアビュー液晶IIを搭載。
- 15万画素RGB+IR測光センサーを搭載しており、露出制御に加え、センサーから得られる被写体情報を利用したEOS iTR(Intelligent Tracking and Recognition)AFを実現。
- 被写体を高精度に測距する61点の高密度レティクルAFを搭載。
カメラグランプリ
選考理由*:
35ミリフルサイズ一眼レフカメラとして、約5,060万画素という圧倒的な高画素を達成した点。また、その高画素撮影を支えるブレ抑制メカニズムを採用したミラー機構と、精度の高いAF機構「EOS iTR AF」をあわせて採用。ユーザーが安心して使うことができる高画素機として仕上げられており、表現の可能性を広げたカメラというところに評価が集中した。
*カメラグランプリ実行委員会の発表より。
iFデザインアワード
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
EOS-1D X Mark IITIPAアワード:BEST PHOTO/VIDEO PROFESSIONAL CAMERA(べスト フォト/ビデオ プロフェッショナルカメラ)EISAアワード:EUROPEAN PROFESSIONAL DSLR CAMERA(ヨーロピアン・プロフェッショナル・DSLRカメラ)グッドデザイン賞
TIPAアワード
受賞理由:
- 新開発の約2,020万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載し、最高約14コマ/秒の高速連写を実現。ミラーアップ状態となるライブビュー撮影時においては最高約16コマ/秒を実現*。
- 映像エンジンを2基搭載した「デュアルDIGIC 6+」を採用。メモリーカードへの高速書き込みが可能なCFast2.0規格に対応しており、CFast 2.0規格を使用した場合には、データサイズの大きいRAW撮影時においても約170枚の連続撮影可能枚数を達成。JPEG撮影時はメモリー容量に空きのある限り無制限に撮影可能。
- 4K/60pでの動画撮影に加えて、スローモーション映像の撮影に適した120fps(フルHD)のハイフレームレート撮影が可能。さらに、動画撮影時には滑らかなAFを実現する「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載。
- ワイヤレスファイルトランスミッター“WFT-E8B”(別売)を併用すると、電波干渉に強い5GHz帯域での高速通信が可能となる新高速無線LAN規格IEEE802.11acに対応。
- 最大61点のAF測距点と、新たなアルゴリズムを採用したAIサーボAF III+の搭載により、正確で素早いAF測距を実現。
* AFとAEは最初の1コマ目で固定された状態での連続撮影となる。
EISAアワード
受賞理由:
- 高速連写性能を誇り、プロ向けのスポーツフォトグラファーの撮影機材に適していること。
- 最高約14コマ/秒の高速連写性能と優れた動体撮影性能を実現。
- 従来機種と比較して静止画画質とAF性能が飛躍的に向上。
- 特にテレコンバーターを使用する超望遠撮影時においてAF性能が向上。
- 動画撮影機能が飛躍的に進化し、高画質な4K録画とライブビューモードにおけるスムーズで滑らかなAFを実現。
グッドデザイン賞
審査委員評価*2
Canon EOSシリーズの最新フラッグシップモデルである。初代から続くEOSシリーズのアイデンティティを継承しながら、プロのニーズに合わせたスイッチ類の配置やカスタマイズ性に優れたユーザーインターフェイスなど細部に至る改善が見られる。実績に裏打ちされ長年積み重ねられてきた歴史の重みと信頼感を感じさせるデザインである。
*2 公益財団法人日本デザイン振興会ウェブサイトより。
-
EOS 80DEISAアワード:EUROPEAN DSLR CAMERA(ヨーロピアン・DSLRカメラ)
受賞理由:
- 静止画・動画撮影における革新的な機能を備えたデジタル一眼レフカメラ。
- 独自のAF技術「デュアルピクセルCMOS AF」を採用しており、ライブビューでの静止画撮影時には高速AFを、動画撮影時においてはスムーズで滑らかなAFを実現。
- EF-Sレンズの「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」(2016年4月発売)とともに動作するパワーズームアダプター「PZ-E1」(2016年6月発売)との組み合わせにより、快適な動画撮影を実現。
- 45点クロスのAFセンサーを採用し、従来機種と比較してAF性能が大幅に進化。
- 高精細でタッチパネル操作が可能なバリアングル液晶モニターを搭載。
-
EOS M3iFデザインアワード:プロダクト分野
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
IXUS 285 HS(北米:PowerShot ELPH 360 HS)TIPAアワード:BEST EASY COMPACT CAMERA(ベスト イージー コンパクトカメラ)
受賞理由:
- 3型LCDの背面液晶とレンズシフト式手ブレ補正機構(IS)付きの光学12倍ズームレンズを搭載。
- Wi-FiとNFC対応に特化した専用のボタンを搭載しており、周辺機器との連携が容易。
- 約2,020万画素のCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 4+の搭載により、暗い環境下でも高画質を実現。
- フルHD動画撮影機能を搭載。さらに、メモリーカード内に記録された静止画と動画の中から、カメラが独自のアルゴリズムにより動画アルバムを生成する「ストーリーハイライト機能」を搭載。
-
PowerShot G3 XiFデザインアワード:プロダクト分野
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
PowerShot G5 XTIPAアワード:BEST EXPERT COMPACT CAMERA(ベスト エキスパート コンパクトカメラ)アジアデザイン賞:銅賞
TIPAアワード
受賞理由:
- 1型の大型センサーと映像エンジンDIGIC 6を搭載しており、最高約6コマ/秒の高速連写とフルHDでの動画撮影を実現。
- 焦点距離24-100mm相当*/F1.8-2.8の明るい大口径レンズと、9枚の絞り羽根の採用により、広角端から望遠端まで円形状のボケ味や豊かな階調での高画質撮影を実現。さらに、最短撮影距離は約5cmを実現。
- 約100%の高い視野率と周辺部まで高解像度を誇る約236万ドット有機EL内蔵EVFを採用。さらに、120fpsの高速での液晶表示を実現しており、快適な撮影をサポート。
- 接眼センサー内蔵のEVFは、ファインダー接眼部から目までの距離を約22mmに設定しているため、メガネを装着したままでの快適な撮影が可能。
- アクセサリーシューを採用しているため、EOSシステムのすべての外部ストロボ「スピードライト」シリーズが使用可能。
* 35mmフィルム換算。
アジアデザイン賞:銅賞
デザインの優秀さに加えて、デザインによってアジアのライフスタイルに与える影響力などの観点から審査され、評価された。
-
PowerShot G9 Xレッドドット・デザイン賞*:プロダクトデザイン分野
国際的に活躍するデザインの専門家により、 革新性や機能性、品質、人間工学など9つの基準で審査された。
* 1955年に創設された世界最大級のデザイン賞。
-
XC10iFデザインアワード:プロダクト分野 金賞
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」の最高位である金賞を受賞。
-
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMグッドデザイン賞
審査委員評価*1
LEDライトを搭載した世界初*2のマクロレンズである。レンズ先端が先細り形状になっていて被写体にレンズを近づけることができる点、レンズ先端にLEDリングによる照明を搭載する点など、ぎりぎりまで被写体に迫るマクロ撮影のニーズに特化することで、今まで撮影できなかったような新しい写真表現を生み出す可能性を感じさせる点が評価された。
*1 公益財団法人日本デザイン振興会ウェブサイトより。
*2 レンズ交換式カメラ(一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ)用のAF(オートフォーカス)撮影が可能な交換レンズにおいて。 -
EF11-24mm F4L USMiFデザインアワード:プロダクト分野
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
EF35mm F1.4L II USMEISAアワード:EUROPEAN PROFESSIONAL DSLR LENS(ヨーロピアン・プロフェッショナル・DSLRレンズ)
受賞理由:
- 焦点距離35mmの単焦点レンズにおいて、最も優れたレンズであり、開放絞りにおいても、画面中央付近から周辺部まで高い描写性能を実現。
- 独自開発の特殊コーティング技術「Subwavelength Structure Coating(SWC)」により、光の透過率を高め、フレアやゴーストなどを低減。
- 独自開発の有機光学材料を含む「BRレンズ*」を採用しており、ソフトウエアでは補正できない軸上色収差も効果的に補正。
- 9枚羽根の円形絞りを採用しており、背景の点光源をより円形に近い形状でボケをきれいに表現することが可能。
- マウント部のシーリング部材により、防じん防滴性能を実現。
* BRレンズはBlue Spectrum Refractive Opticsの略で、青色(短い波長域)の光を大きく屈折させる特長を持ち、さらに高い水準での色収差補正を実現する。
2017
-
EOS-1D X Mark IIiF デザインアワード:プロダクト分野
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
EOS 5D Mark IVTIPAアワード:BEST FULL-FRAME DSLR EXPERTEISAアワード:EISA PROFESSIONAL DSLR CAMERA 2017-2018グッドデザイン賞:グッドデザイン・ベスト100*1
TIPAアワード
受賞理由:
- 有効画素数約3040万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC 6+(プラス)」を搭載し、静止画撮影における最高約7コマ/秒の連写性能に加え、4K/30pの高精細な動画撮影ができること。
- 「デュアルピクセル CMOS AF」の搭載により、動画撮影時やライブビューでの静止画撮影時に高速で追従性に優れたAFを実現していること。
- 幅広いISO感度の設定(常用ISO100~ISO32000。静止画撮影時に拡張でISO50相当(L)~ISO102400相当(H2))ができること。
- 「61点高密度レティクルAF II」を搭載しAF測距エリアを縦方向に拡げるとともに、全測距点61点のうちクロス測距点数を最大で41点持つこと。
- 15万画素RGB+IR測光センサーを搭載していること。
- 動画撮影時に4Kで記録した動画の1フレームを約880万画素の静止画として切り出し、JPEG画像として保存する「4Kフレームキャプチャー」機能を含め、4K(30p/24p)、フルHD/60p、スローモーション映像に適したHD/120pなどが撮影可能な動画性能を持つこと。
- Wi-Fi機能、NFC機能、GPS機能を内蔵していること。
グッドデザイン賞:グッドデザイン・ベスト100*1
審査委員評価*2
カメラとしての基本性能は勿論、質感、グリップ感、操作性等、どれをとってもこのクラスのベンチマークとなる仕上がりである。新たに搭載されたGPS/Wi-Fi/NFC等通信機能は今や上級機種にも必須。その上でやや丸みが強調された全体の印象は、必然的に素材の異なる多くの要素を一つのボディに練り上げたかのような上質なまとまりを感じる。
*1 グッドデザイン・ベスト100は、グッドデザイン賞の審査委員会から特に高い評価を得た100件に贈られる賞。
*2 公益財団法人日本デザイン振興会ウェブサイトより。 -
EOS 9000D(欧州、北米:EOS 77D)EISAアワード:EISA CONSUMER DSLR CAMERA 2017-2018
-
EOS Kiss X9グッドデザイン賞
審査委員評価*1
エントリーユーザーに対して単にフルオート機能を充実させるだけでなく、画期的に分かり易いUIで一歩踏み込んだ設定を使う気にさせてくれている。更に被写体との距離や機材など、撮り方に関するアドバイスやヒントが操作設定と共に表示されるガイダンス機能は秀逸。ユーザーのスキルアップに合わせて通常モードのUIにも切り替え可能。上級機譲りの操作性をコンパクトなボディに凝縮した本体と相まって、素晴らしいエントリー機に仕上がっている。
*1 公益財団法人日本デザイン振興会ウェブサイトより。
-
EOS M5グッドデザイン賞アジアデザイン賞:銅賞
グッドデザイン賞
審査委員評価*1
Mシリーズのレンズも含め、繊細な綾目ローレットが印象的な道具的佇まいが美しい。特にスプーンカットフォルム上に斜めに配置された円錐形状のダイヤルは周囲と美しく同調し、この製品の”見せ場”となっている。小型化する上で非常に困難な、レンズ光軸上にEVF/液晶モニター/アクセサリーシュー/三脚穴をセンターレイアウトする事を実現している点も素晴らしい。
*1 公益財団法人日本デザイン振興会ウェブサイトより。
アジアデザイン賞
アジア的視点を持つ傑出したデザインという観点から評価された。
-
PowerShot G5 XiF デザインアワード:プロダクト分野
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
XC15TIPAアワード:BEST CAMCORDER
TIPAアワード
受賞理由:
- 小型・軽量設計で、現場での報道、映画制作分野において理想的で、費用対効果の高い4K UHD/HD撮影が可能であること。
- CINEMA EOS SYSTEMの「EOS C300 Mark II」などと同様の色合いを持つルック(映像表現選択モード)を備え、サブカメラとして機動力が求められる場面や狭い空間などで活用できること。
- 1画素あたりの受光面積が大きい1.0型高感度CMOSセンサーと、直感的な操作ができるタッチパネルを搭載していること。
- 光学10倍ズーム(動画撮影時、広角27.3mmから望遠 273mm)での撮影ができること。
- 方向判別アルゴリズムの改善によるオートフォーカス(AF)の高速化、光学式手ブレ補正機構と3つのモードから選択可能な電子式手ブレ補正による高い防振性能、ズーム/フォーカス独立リングによる高い操作性を持つこと。
-
EF16-35mm F2.8L III USMEISAアワード:EISA PROFESSIONAL DSLR LENS 2017-2018
-
EF24-105mm F4L IS II USMTIPAアワード:BEST DSLR STANDARD ZOOM LENS
TIPAアワード
受賞理由:
- ガラスモールド非球面レンズ4枚5面を含む12群17枚の新しい光学設計を持つレンズであり、周辺光量不足を抑え画面全域で高画質な描写が可能な標準ズームレンズであること。
- シャッター速度換算で4段に向上したIS(手ブレ補正機構)を採用していること。
- 円形絞り羽根10枚の構成により、円形に近いボケ形状を実現していること。
- インナーフォーカス、リングUSM(Ultrasonic Motor)、高速CPUなどを搭載しており、最適化されたAFアルゴリズムにより高速AFを実現していること。
- 特殊コーティング「ASC(Air Sphere Coating)」を採用し、フレア・ゴーストの発生を抑制していること。
-
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMグッドデザイン賞
審査委員評価*1
レンズとしての性能やプロダクトとしての美しさに加え、液晶のインターフェイスが素晴らしい。時にアナログ的に、しかしアナログでは表現不可能な情報を簡潔に魅力的に表現している。APS-Cサイズのカメラに装着した際の35mmフォーマット換算の焦点距離や揺れ量、被写界深度の表現等、可視化する事がとても有効で重要だったと気づかされる。
*1 公益財団法人日本デザイン振興会ウェブサイトより。
-
映像制作用ズームレンズ群*1テクノロジー&エンジニアリングエミー®賞*2
今回高い評価を受けたレンズラインアップには、50-1000mmの世界最長焦点距離*3を実現した超望遠レンズ「CN20×50 IAS H/E1」「CN20×50 IAS H/P1」が含まれている。このレンズは、2015年4月の発売以来、ナショナルジオグラフィックの「Earth Live」*4を含む、多くの生放送番組や革新的な番組制作の現場で採用されている。
*1 大判(スーパー35mm相当)・単板のセンサーを搭載した4Kカメラに対応する、CN-E(単焦点レンズシリーズを除く)、COMPACT-SERVO、CINE-SERVOレンズシリーズなど。
*2 放送業界における技術開発およびイノベーションを評価するもので、放送業界の発展に目覚ましい貢献をした企業や団体、個人に対して授与される。
*3 スーパー35mm相当サイズのセンサーに対応したドライブユニット付きズームレンズにおいて。2017年10月9日現在。(キヤノン調べ)。
*4 番組スタジオで中継映像を交えて地球の今を紹介する番組。
2018
-
EOS 5D Mark IViFデザインアワード:プロダクト分野
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
EOS M5iFデザインアワード:プロダクト分野
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMiFデザインアワード:プロダクト分野
「iFデザインアワード」のうち、製品分野における優れたデザインを表彰する「iFデザインアワード(プロダクト分野)」を受賞。
-
EOS 6D Mark IITIPAアワード:Best Full-Frame DSLR ExpertEISAアワード:DSLR CAMERA
-
EOS Kiss X9(欧州:EOS 200D、北米:EOS Rebel SL2)TIPAアワード:Best DSLR Enthusiast
-
EOS Kiss M(欧州、北米:EOS M50)TIPAアワード:Best Mirrorless CSC EnthusiastEISAアワード:BEST BUY CAMERAグッドデザイン賞
審査委員評価
“エントリーユーザー“の意味をきちんと解釈し、回答したカメラだと思う。入口から入ったユーザーはやがて写真の魅力に気づき、もっと奇麗に思い通りの写真を撮りたい、もっと違う被写体、瞬間を写したい、と写真撮影の世界に惹かれていく。その過程を場面場面でフルサポートしてくれるUIであり、ハードウエアである。はじめは背景をぼかしたいというだけの欲求が、やがて被写界深度をコントロールし、色やボケ味にまでこだわる…かどうかは別として、そんな可能性を容易にイメージできるカメラ。そして小型ながら非常にプロポーションの良い、バランス感覚抜群のボディも多くのユーザーに支持される所以だろう。
-
デュアルピクセルCMOS AF全国発明表彰:内閣総理大臣賞*1
発明内容
デジタルカメラにおける高画質な撮影とスムーズなオートフォーカス(AF)を両立させた、撮像面位相差AF方式のイメージセンサーに関する技術。動画撮影においてもスムーズなAFを実現するために画素(光電変換部)の分離を試みたが、その影響で撮影画像の画質が劣化するという課題に直面。そこで、分離した光電変換部の感度が互いに重複するように、分離部に工夫を施すことにより、分離されていない画素と同等の感度特性を得ることができた。
*1 科学技術の発展と産業の振興に貢献した発明で、最高位の恩賜発明賞に次いで優秀と認められた発明に与えられる賞。
-
PowerShot G1 X Mark IIITIPAアワード:Best Professional Compact Cameraグッドデザイン賞
審査委員評価
カメラ全体を3次曲面や単純な2次曲面によってまとめるのでは無く、直線と反りの組み合わせによって美しく構成している点がこのカメラの外観上の特徴であり魅力である。勿論それは操作性、機能性から来る必然の造形であるが、クラシック感がもてはやされる現在のコンパクトカメラ市場において、このような新しく美しい存在の登場は貴重である。
-
EOS C200グッドデザイン賞
審査委員評価
高品質を求められながらも、予算は縮小しワンマンや小規模での映像製作が求められる現場の要望に真摯に向き合ったシネマカメラ。4KやRAW撮影による高品質映像と、ワンマン操作を可能とする小型軽量化を実現している。相反するニーズに応えるために、デザイナーと設計者が一丸となり、部品レイアウトやプロトタイプを繰り返し、小型化と操作性の両立を実現している点を高く評価した。
-
EF85mm F1.4L IS USMTIPAアワード:Best DSLR Prime LensEISAアワード:DSLR PRIME LENS
-
TS-E50mm F2.8L マクロ/TS-E90mm F2.8L マクロ/TS-E135mm F4L マクログッドデザイン賞
審査委員評価
下のアングルから撮影して、迫力を出す「アオリ撮影」。その際に生じてしまう画角の歪みや焦点域の調整を実装した使いやすいレンズに仕上がっている。プロ/ハイアマチュア向けの高い補正機能を実現しながらも、ユーザーインターフェースが直感的で、操作性の高さは秀逸である。ティルトシフト初の望遠撮影も可能になり、建築写真や広告写真など、プロ利用を意識した完成度の高いレンズである。
-
CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S/CN-E70-200mm T4.4 L IS KAS Sグッドデザイン賞
審査委員評価
キヤノンが長年培ってきた光学技術の投入により実現した4Kカメラ対応のレンズ。背景には、動画コンテンツの増加や即時性に重きがおかれる傾向により、小型化や低価格化への要望の強まりがある。そんな時代のニーズに真っ直ぐ向きあい、操作性の高さや描写力を諦めることなく、コストダウンを実現している。クリエイターの創造力を引き出し、世界のプロフェッショナルワークを支えるレンズと言える。